
一九〇五年、霧の垂れ込めた夜のロンドンには怪物が跋扈していた。
けれど、この街には暗鬱な空気に立ち向かう「白銀騎士団(シルバー・ナイツ)」がいる。
武術の達人である従者の中国人・李(リー)とインド人・ゴーシュ、負けん気の強いメイドのアイルランド人・アニー、そして若き准男爵にして団長のサー・ジョセフ。
個性豊かな面々が街の平和を守り、貧乏貴族を脱するため、はびこる悪と対峙する!
解説=多崎礼
田中 芳樹
1952年10月22日、熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年在学中に「緑の草原に…」で、幻影城新人賞受賞。1988年「銀河英雄伝説」にて第19回星雲賞受賞。
『近代イギリスを舞台にした軽妙な冒険譚で、主人公と従者たちの掛け合いが楽しい。シリーズ化を期待したくなる一冊。』
『田中芳樹らしい知性とユーモアが健在で、会話のテンポが心地よく一気に読めた。』
『銀英伝やアルスラーンとは違う魅力があり、歴史と怪奇要素の融合が新鮮だった。』
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