発達障害者の世界周航記
ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動症)とを併発した文学研究者が世界を旅するとどうなるのか?
コミュ障、フロー体験、脳内BGM、キマイラ現象、依存症、発達性協調運動症……
ASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動症)を併発した文学研究者に、〈世界〉はどのように映るのだろう。世界二十五都市、目の前の風景に、文学的体験とゆらめく内面が重なり合う。内容を伝える装丁も素晴らしい。横道誠『イスタンブールで青に溺れる 発達障害者の世界周航記』(文藝春秋) pic.twitter.com/CEE92BemGj
— Title(タイトル) (@Title_books) April 26, 2022
ゆく先々の土地で、“ゆらめく身体”と世界文学が溶け合い、前人未到のワンダーランドが立ち上がる異色の「当事者紀行」本。
・ウィーンの夜道を“反復”徘徊し、月面世界と接続する
・グラナダの“フロー体験”とヴァージニア・ウルフの『波』
・美しきソニアと村上春樹をめぐるマインドワンダリング
・カサブランカ――“砂塵の水中世界”とムーミン谷…etc.
横道誠『イスタンブールで青に溺れる』(文藝春秋)
自閉症スペクトラム症と注意欠如・多動症を併発する著者が世界各地を旅する中で体験した色彩鮮やかで豊穣な風景、愉快な、不愉快な思い出。想起される世界の文学、自身の性、自然と溶けあうような感性の記憶が鮮やかな当事者研究による世界周遊記。 pic.twitter.com/cZjYbCi5aO— 宮台 由美子 (@yumikomiyadai) April 27, 2022
圧倒的に美しく、知的興奮に満ちたハイパートラベル当事者研究!
「脳の多様性」(ニューロダイバーシティ) の時代における、発達障害の新しい可能性がここに。
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