バックミラー 羽田圭介 (著) 河出書房新社 (2025/3/25) 2,200円

「宝の持ち腐れのような袋小路に、僕はいた。」

元ストーカーと暮らしながら他人のストーカーを覗き見る、落ち目のミュージシャン

極度の無駄嫌いで、ビジネスのため東京駅至近の高層マンションに住むM&A会社社長

緑豊かな公園前の低層マンション生活を送るも、突然樹木伐採が始まり困惑する女……

麻布競馬場(作家)、推薦!

“日常版「滅びの美学」――極限まで乾燥したユーモアが、人生の空虚を容赦なく照らし出す。”

シニカルな笑いと冷徹な観察力で、都会に生きる人々のままならぬ人生を写す、令和の《没落小説》爆誕!

『バックミラー』発売記念 著者コメント
初の短編集です。厳選した12作の中には、名刺がわりにしたい作品が幾つもある一方、「これは見られたくない」という、作家や人間の恥部そのものを表出させつつ、思わぬ角度から光を当ててくる作品もあり――。結果的に、代表作と思える一冊になりました。〈羽田圭介〉

デビュー20年を越えた芥川賞作家・羽田圭介の哲学を凝縮した全12編。

〈収録作〉
「バックミラー」
「シリコンの季節」
「目覚めさせる朝食」
「みせない」
「成功者Kのペニスオークション」
「なぜ自分は、今までそれを」
「知られざる勝者」
「〇.〇〇…」
「自立」
「のっとり」
「渋谷と彼の地」
「そこに生きている」

著者について
羽田 圭介(はだ・けいすけ)

1985年生まれ。2003年『黒冷水』で文藝賞を受賞しデビュー。「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞を受賞。『隠し事』『メタモルフォシス』『成功者K』『ポルシェ太郎』『タブー・トラック』他多数。


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