日本の装束解剖図鑑 八條忠基 (著) エクスナレッジ (2021/3/9)

日本人は何を身にまとってきたのか?

古代から現代まで、公家社会や武家社会で着られてきた、日本の「装束」の世界を徹底解剖! !

十二単(じゅうにひとえ)や束帯(そくたい)、直衣(のうし)、狩衣(かりぎぬ)、水干(すいかん)など、千年以上の昔から連綿と受け継がれてきた「装束(しょうぞく)」。

宮中や公家社会で用いられてきた色鮮やかな装束は、武家社会の隆盛や明治時代の洋装化などを経て、現代に至ります。

現代でも、即位礼などの宮中儀式をはじめ、神社や大相撲、時代劇、古典文学、絵画作品など、さまざまな場面で見たり聞いたりすることも多いはず。

そんな装束の着方や着こなし、ルールをオールカラーイラストで大図解!

「誰が何をいつ、どんな風に着ていたのか」「?どんな着こなしをしていたのか」?といったTPOもわかりやすく解説していきます。

古代から現代までの装束の変遷、古代の中国風の装束から明治以降の洋装、そして令和の即位礼まで、各時代の装束の特徴がこれ一冊でマルわかり! !

【目次】
第1章 古代~平安時代初期の装束
第2章 平安時代の装束
第3章 鎌倉時代の装束
第4章 室町~戦国時代の装束
第5章 江戸時代の装束
第6章 明治時代以降の装束
第7章 現代の装束
コラム 装束の基本、装束にまつわるQ&A、文様の基本、重ね色目の基本、子どもの装束、女性天皇の装束、冠のかぶり方など

「同著者の「有職の色彩図鑑 由来からまなぶ日本の伝統色 」が素晴らしかったのでこちらも購入。イラストと解説も簡潔で見やすく、自分は入門としてこれらの時代の全体感を勉強するために読んでいます。」

「歴史のお勉強するのにイメージがつかみやすい良書。学級文庫や図書室にあると最高。庶民の装いは微小なのでそこまで知りたい方は注意されたし。」

「著者の八條氏は現代を代表する有職故実の研究家として有名な方であり、その研究の集大成とも言える一冊。」


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