中国の暴虐 櫻井よしこ(著)、楊逸(著)、楊海英(著) ワック (2021/5/29)

ウイグル、モンゴル、香港、そして尖閣、台湾へと習近平の非道が続く。

共産党の暴虐を体験した楊逸氏、楊海英氏の二人と櫻井よしこ氏が中国の本質を浮き彫りにして、日本と日本人へ警鐘を鳴らす。

本書の内容
・ウイグルで実際に見てきたこと
・国内外でジェノサイドを繰り返してきた中国共産党
・実は漢人こそ中国共産党の最大の犠牲者である
・「東京は俺たちの縄張りだ」中国の工作員はうそぶいた
・「中華民族」などどこにも存在しない
・軍事力、経済、歴史・・・過大評価は中国の思うツボ
・経済的に豊かな中国人ほど毛沢東信者という不思議
・早稲田大学は中国人留学生に乗っ取られる
・日本も「北京五輪ボイコット」の声を挙げよう

「中国と戦う時が来た。日本は一歩も引いてはならない」(櫻井よしこ)

「一人でも多くの人に読んでほしい。
日本が中国に飲み込まれつつあるということに、背筋が凍るだろう。

楊逸さんも楊海英さんも、中国批判をしているため、チャイナにいる親族とはほぼ縁を切っているという。共産党は必ず親族を恫喝するからだ。日本で中国批判しているウィグル人は、次々と親族が行方不明となる。更に楊逸さんは、日本に居ても様々ないやがらせを受けており、海外への移住を計画しているという。東京は中国共産党の工作員が自由に活動できるテリトリーになっているからだ。

なんと、日本は実質上の亡命者のような立場の弱い人たちを守れない国となってしまっているのだ。
日本のヘイトをやかましく言う大手メディアや偽善ジャーナリストに限って、
中国による、日本在住の少数民族に対する恫喝や親族弾圧に口をつぐんでいるのはなぜだろう?
特にウィグル人に関して、その手の動画はネットではいくつもみられるものの、
大手メディアがその話題を取り扱えない理由は何なんだろう?」

「今の日本人が中国の本質を知るに良い本です。チャイナの歴史で国の統治がうまく行われたのは他民族支配の時代、というのは事実だろうと思います。統一しようとした王朝では、国民は苦しみました。今の統一は、勝手な中国の価値観を世界に押し付けるものであることは明白です。政治も孫氏の兵法「上手に嘘をつくことがよいことだ」という美学があるようです。これが中国4000年の歴史ですかね。儒教、シルクロードの話も目から鱗でした。」

「これからの中国がどのような方向に進み、その支配下にある異民族をどのように扱うか、という将来を占うことはかなりの困難を伴うものであり、見えない部分があまりにも多すぎるのが現状です。
ただ、この先日本は漢民族支配に屈するようなことは絶対にあってはならないし、次々と日本へ流入してくる漢民族の動きに歯止めをかけ、適度な距離を保って(日中友好などと考えずに)接することが今後の両国の交流を良い形にするのではないかと著者は言い、この状況下における中国国民の一人一人の生き方についても考えを述べています。」


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