
名探偵×消えた本
作家×犯人当て
詩×暗号
本にまつわる 謎、謎、謎の16編!
本邦初訳短編収録
あまねく書物を愛する人、
とりわけミステリを愛する人であれば誰もが、
本書を読んでビブリオミステリの
多彩さと愉しさを見出すことだろう。
――マーティン・エドワーズ(序文より)
消えた本の謎に挑む名探偵、毒を盛られた愛書家が蔵書に書き残したアンダーラインの真相、
売れっ子作家の妻を殺したい男が仕掛けるアリバイトリック、
編集者からの原稿依頼書を誤って受け取った女による奇妙な犯罪の顛末(てんまつ)……。
現代英国を代表するミステリ作家にして愛好家であるマーティン・エドワーズが巨匠たちの名品から「本」をテーマに精選した、十六編の傑作ミステリ! 解説=小山正
■目次
G・D・H&M・コール「作家に授ける殺人講義」
E・C・ベントリー「救いの天使」
ニコラス・ブレイク「暗殺者クラブ」
S・C・ロバーツ「メガテリウム・クラブの奇妙な盗難事件」
フィリップ・マクドナルド「殺意の家」
A・A・ミルン「荒っぽいゲーム」
ジュリアン・シモンズ「本の中の手がかり」
グラディス・ミッチェル「ある原稿」
ロイ・ヴィカーズ「ある男とその姑」
マイケル・イネス「灰色の幽霊」
クリスチアナ・ブランド「拝啓、編集者様」
マージョリー・ブレムナー「あらかじめの殺人」
ヴィクター・カニング「性格(キャラクター)の問題」
ジョン・クリーシー「名誉の書」
エドマンド・クリスピン「きみが執筆で忙しいのはわかってるけれど、ちょっとお邪魔してもかまわないだろうって思ったんだ」
ナイオ・マーシュ「章と節」
マーティン・エドワーズ
ミステリ作家・評論家。1955年イギリス生まれ。評論『探偵小説の黄金時代』(国書刊行会)でアメリカ探偵作家クラブ賞、アガサ賞などを受賞。英国推理作家協会の会長をつとめ、2020年には英国推理作家協会賞ダイヤモンド・ダガー(巨匠賞)を受賞した。23年に邦訳刊行された長編ミステリ『処刑台広場の女』(ハヤカワ・ミステリ文庫)は『このミステリーがすごい! 2024年版』海外編の3位に輝くなど、日本でも高い評価を得る。アンソロジーの編纂者としても精力的に活動している。
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