マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ 古内一絵 (著) 中央公論新社 (2015/11/21)

ある町の路地裏に元超エリートのイケメン、今はドラッグクイーンが営むお店がある。

そこには様々な悩みをもつ人が集まってきて…。

「この本のシリーズは中古ではなく新品で買う価値があるとみて、2巻目となる「女王さまの夜食カフェ」からは新品を買いました。何度も返ってきて読みたくなるお話。よくある、不思議カフェで過去に飛ぶとか失ったものに会える的なものではなく、日常に溢れる困難や悩み事に対して、その人らしく乗り越えていく様が励まされますし、誰も不幸にならないところが安心して読めます。決してこのカフェの店主(シャールさん)が大きく活躍するわけではなく、店主の料理とささやかな言葉とお店の雰囲気でそっと背中を押してくれることで、明日に一歩踏み出せる話です。また出てくる料理が毎回体に優しいメニューとなっており、ついポトフを作ってしまいました(笑)
文章自体も私の好みかもしれません。」

「疲れ切った時に何かささくれた心を少しでも癒せる本を探してこちらを購入。正解でした。組織の理不尽に疲れ切ったわたしには 心がちょっと暖まるような、ほっとする本でした。続編も買います」

「これを読んで、食生活が変わりました。シャールさんは押し付けがましくないし、どんな言葉や健康本よりも私には、効果があったようです。文章の感じも好みで、私たちが普通に体験するようなできごとを題材にしているところも共感できる。自分に当てはめて考えられる。良い本です。」


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