炎上社会を考える 伊藤昌亮 (著) 中央公論新社 (2022/1/7) 924円

自粛警察からキャンセルカルチャーまで

インターネットやSNSを中心に沸き起こる、尽きることのない分断・衝突・ぶつかり合い――。

「炎上」という現象をかくも夥しく呼び起こしてしまう今日の社会、すなわち「炎上社会」は、どんな対立構造を持ち、いかなる紛争状況を抱えているのか。

また、その背景にはどんな社会構造があり、時代状況があるのか。

本書の意図は、炎上社会の成り立ちを分析し、炎上という現象の社会的な意味と文脈を明らかにすることである。

著者について
伊藤昌亮
1961年生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。日本IBM、ソフトバンク、愛知淑徳大学現代社会学部准教授などを経て、2015年より成蹊大学文学部教授。専門はメディア論。著書に『フラッシュモブズ』(NTT出版)、『デモのメディア論』(筑摩選書)、『ネット右派の歴史社会学』(青弓社)。共著に『ネットが生んだ文化』(KADOKAWA)、『奇妙なナショナリズムの時代』(岩波書店)等。


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