一期一会の人びと 五木寛之 (著) 中央公論新社 (2022/1/7) 1,760円

「眠れない夜に、次から次へと浮かびあがってくる顔がある。

水の流れのように浮かんでは消え、消えては浮かぶ人びとの記憶を文章にするの は至難の業である。

しかし、一瞬の出会いだからこそ色褪せぬ記憶もあるのだ。

それらの残像を拾い集めて、この一冊ができた」。

森瑤子、フランソワーズ・サガン、川端康成、石岡瑛子、モハメド・アリ、梅原猛、内田裕也、太地喜和子……。五木寛之、レジェンド19人の回想録。

五木寛之
1932年福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮にわたり、47年に引き揚げる。52年早稲田大学露文科入学。57年中退後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞を受賞。また英文版『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。02年菊池寛賞を受賞。10年に刊行された『親鸞』で毎日出版文化賞を受賞。『孤独のすすめ』(中公新書ラクレ、2017年)は30万部のベストセラーとなり、孤独ブームを生み出した。


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