誰も教えてくれない 日本の不都合な現実 ひろゆき(著)、wako(イラスト) きずな出版 (2021/10/16) 1,540円

この世の理不尽さを知ることで、賢く、ラクに生きられる。

若者から「いちばん信頼している/参考にしているインフルエンサー・有名人」にも選ばれ、その生き方、考え方が注目されているひろゆき氏が、「みんな薄々感じているけれど指摘しない日本社会の残念な100の現実」をぶっちゃける。

知らないと損をする、バカを見る、騙される……

そんなことにならないために、いま読んでおきたい一冊。

<「はじめに」より抜粋>——

この本では、僕にとって当たり前、真っ当だと思うけど、なかなか日本では認識されていない事柄について100ほど紹介しました。
並べてみると、ネガティブなことをけっこういっています。
でも、それは別にこの本を読んでいるあなたを不安にさせたり、絶望させたりしたいからではありません。
むしろ、この本に書かれているネガティブな事実や、この社会の仕組みについて知っておくことが、皆さんにとってプラスになると思っているのです。
たとえば、日本の将来が暗いということは変えられない事実でも、そのことを知って生きるのと、知らない(あるいは見ない)まま生きていくのでは、あなた個人の将来は大きく変わるでしょう。
現実をちゃんと認識できていれば、「じゃあどうすればいいのか」を自分なりに考え、対策を立てることができるはずだからです。
別に日本がこれから残念な国になっていっても、個人レベルで幸せに生きることは十分できます。
「国・社会の幸福」と「自分の幸福」はまったくの別物で、それを切り分けて考えることが、これからの社会をうまく生きていくための大事なコツだと思っています。

「ろゆき節満載の、読みやすい本です。普段あまり意識していないけど、言われてみると「確かに」と思う現実がたくさん並んでいます。読んでいて、ドキドキしてきましたが、こういうことを直視することが大事だと思いました。」

「競争率の高すぎないフィールドで、「ふつうは苦労とされるけど、自分はこれならいくらでも熱中できる」得意科目を見つけてたゆまず続けていけばいい。いつも「好奇心と経済力」を意識して自分なりに熱中できることに精進したら、道は開ける。慈父の教えだ、と思った。」

「トピックは興味深いものが多いのですが、見開きでしか説明がないです。1トピックにつき、150-200文字くらいで、各トピックに対して内容は薄いです。まるで切り抜き動画を連続で見てる感じで、あまり身に知識や考察が深まることはないですね。
また、ひろゆきはカバー範囲が広い反面、知識が不正確なのであまり当てにしない方が良いです。
たとえば、手数料が異常に高い仕組債を金持ちだけ紹介される商品とおすすめしたり、労働人口を5,000人としてというデータのある数値を適当に置いたり(実際は約6800万人という統計数値がある)、いろいろと適当なことが多いです。」


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