沖縄を取り戻せ!
すべてを奪われた戦後の沖縄。
その絶望の中でも前を向いていた男たちがいた。
奄美郡島徳之島出身の東貞吉(ひがしさだよし)は、琉球警察名護警察署に配属になり、米軍現金輸送車襲撃事件の主犯逮捕の手柄を立て、公安担当になる。
沖縄刑務所暴動で脱獄した人民党の末端、島袋令秀(しまぶくろれいしゅう)に接近し、自分の作業員(スパイ)に育てることに――。
本日(7/15)発売『#琉球警察』! 右上は元書店員の方にお作りいただいた書店様用POPです。作品の内容を端的に伝えていただいております。右下は7/13の読売新聞夕刊に出た初書評です。いよいよこの大作が店頭に並ぶ日が来ました。朝方に拡散希望を出しますので、ご協力をお願いします。 pic.twitter.com/wODr2Ql6Hk
— 伊東潤@人間発電所 (@jun_ito_info) July 14, 2021
令秀が人民党の瀬長亀次郎(せながかめじろう)に心酔していくなか、貞吉は公安としての職務を全うするために、敬愛する瀬長を裏切ることができるのか。
矛盾と相克に満ちた沖縄で、主人公は自らの道を歩んでいく。
一気読み必至のバイオレンス・ロマン
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