琉球警察 伊東潤 (著) 角川春樹事務所 (2021/7/15)

沖縄を取り戻せ!

すべてを奪われた戦後の沖縄。

その絶望の中でも前を向いていた男たちがいた。

奄美郡島徳之島出身の東貞吉(ひがしさだよし)は、琉球警察名護警察署に配属になり、米軍現金輸送車襲撃事件の主犯逮捕の手柄を立て、公安担当になる。

沖縄刑務所暴動で脱獄した人民党の末端、島袋令秀(しまぶくろれいしゅう)に接近し、自分の作業員(スパイ)に育てることに――。

令秀が人民党の瀬長亀次郎(せながかめじろう)に心酔していくなか、貞吉は公安としての職務を全うするために、敬愛する瀬長を裏切ることができるのか。

矛盾と相克に満ちた沖縄で、主人公は自らの道を歩んでいく。

一気読み必至のバイオレンス・ロマン


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