手塚治虫に憧れた高校球児・細川歩は、部活引退後、将来の夢を漫画家に定める。
平成元年4月、合格を果たした大分にある鳥羽デザイン専門学校漫画コースに無事入学。
喜びも束の間、専門学校で研鑽を積んだからと言って必ずしも漫画家になれるわけではないという厳しい現実をつきつけられる。
新しい友達はできたはいいが、同時に漫画家を目指すライバルという状況になかなか馴染めないでいる歩だった。
こんなご時世でなければ書店まわりさせていただくのですが…
— 風カオル@漫画ひりひり発売中! (@koritsugun) October 30, 2021
何度も投稿するのにデビューできない者、途中でドロップアウトする者、在学中にデビューを飾り東京へ向かう者・・・。
厳しすぎる選別を受ける友人達。果たして歩は夢を実現することができるのか。
30年後の平成31年。再会を果たした同期の仲間たちは、どんな人生を歩んだのか。
漫画に人生をかけた少年たちの感涙必至の青春群像活劇。
解説は北上次郎さん
漫画家になるのは
東大に受かるより難しい??希望に満ちて漫画専門学校に
入学してきた生徒達だが、専門学校に入っても
簡単に漫画家になれる訳ではないという
厳しい現実をつきつけられる笑いと涙の青春群像劇??#漫画ひりひり#風カオル (@koritsugun)#小学館#文庫#小説#あらすじ pic.twitter.com/pIb6mlwk7Q
— 小学館文庫 (@sgkbunko) November 4, 2021
【編集担当からのおすすめ情報】
漫画家に憧れる少年少女はたくさんいるけれど、「漫画家」の肩書きを手にできるのは、ほんの一握り。さらにメジャーになれる人は、数えるほどしかいないという厳しい世界。それでも漫画家になりたい若者は、後を絶ちません。
風カオルさんご自身が、一度は漫画家を夢見たこともあるということで、その描写は残酷なほどリアル。爆笑&感涙必至の青春小説です!
|