老けない人は何が違うのか 山岸昌一 (著) 合同出版 (2021/5/11)

今日から始める! 元気に長生きするための生活習慣

老化の原因は、体内に「AGE」(終末糖化産物)という物質がたまってしまうこと。

健康的でよりよい老後を送るためには、食べ物に含まれるAGEの摂取を抑え、また体内で生成されるAGEを抑え込むことが大切。

AGEの研究をライフワークとし、その分野で世界第1位の研究者に認定された著者が、AGEを抑えて元気に長生きするための生活習慣を説く。

目次
第1章 人はなぜ老化するのか ー老化の意味とメカニズム
第2章 老化物質AGEの正体
第3章 老化の原因「AGE」を抑える食習慣のルール
第4章 AGEを抑える生活習慣のルール
第5章 よりよく年をとるための秘訣 ー健康情報に振り回されないために

「まだまだ若いつもりですが、気がつけば還暦。タイトルに惹かれて読みました。著者が推奨するのは、アンチエイジングではなく「ウェルエイジング」。誰にも訪れる老いと折り合いを付けるために、AGEを体にため込まない生活を説いています。やはり「食」が大事なのは当然として、医学的見地からのうんちく話にも、目からウロコの気づきがありました。」

「スーパーで納豆が品切れになっていたり、急にトマトがバカ売れしたり。テレビの健康番組に一喜一憂する世の中が、あまり好きでありませんでした。この本は、薦められて読んだのだけど、ある意味、爽快な一冊。食を通じて、知らず知らず経年劣化することを防ぐ知恵が一杯でした。特にAGEの話は、懇切丁寧にエビデンスとともに書いてあり、納得感高かったです。図表入りの漫画やレシピ本も作ってほしいです。」

「がん、心臓病、白内症、うつ、不妊、アルツハイマー型認知症など、恐ろしい病気を引き起こしたり、悪化させるAGE(終末糖化産物)。やっかいなのは、日々の食習慣で長期間をかけて蓄積していくとのこと。とくに女性の場合は、AGEが卵細胞を通じて孫の代まで影響を与える可能性があるという。 この本には、糖質制限ダイエットの落とし穴やビタミン、サプリの摂取の盲点など、目からウロコの情報も載っている。また人類の繁栄をもたらした「おばあちゃん仮説」 など、思わず人に話したくなるコラムも面白い。」


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