大ヒット作『民宿ひなた屋』著者による「ひなた」シリーズ待望の最新刊!!
売れないアクション俳優を辞めて帰郷し、おでん屋で働き始めた独身アラフォー男。
そこは5店舗しか残っていないシャッター通りの商店街で、更地にして企業誘致するという計画もささやかれていた。
そんなときに、地元テレビ局の食レポがあり、女子大生にそそのかされた男は忍者装束で対応したところ、 思いもよらない方向に評判が広がって引くに引けなくなってしまい……。
ムダな過去なんてない!人々と町の再生物語!!
#読了
ひなた商店街#山本甲士
「拙者はひなた三十郎…
もうすぐ四十郎だがな、わはは」
売れない役者を辞め田舎の佐賀へ。街の活気を取り戻す為、佐賀藩の忍者??忍という設定で情報番組に。駄菓子屋の看板娘からのLINE「明日商店街周辺での動画撮影に参られたし」と果たし状のような???? pic.twitter.com/iMGtSby7Gq— ケイゴ?????♂????? (@bandits2374) April 2, 2024
「最近、ミステリーばかり読んでいたので、一息つける心温まる小説が沁みました。
「よし、読むか!」と気合を入れて読むというより、「ホッと読める」安心の一冊。
取り壊しを待つばかりのシャッター商店街。そこに帰省してきておでん屋で働くことになった売れない元アクション俳優。冴えないけれど、おひとよし。
彼と同じ商店街の文具屋に居候する女子大生がもたらした「小さな変化」が、希望をなくし、どこか無気力だった商店街の人々を前向きに変えていく。そして、気付けば老若男女、周囲の人々や有名人をも巻き込み、いつしかそこは「ひなた商店街」と呼ばれる温もりと笑顔ある商店街へと変わっていくのだった。
うまくいきすぎなところも、こんな商店街があったらいいなと安心して読むにはいい本です。
ドラマ化したら面白いだろうな!」「このシリーズは安心して読めるし。ほんわかするから大好き。」
「こんな都合よくいくかなーと思いながらも、気楽に読めるのはいいと思いました。
これといった悪人が出てこないのもいいです。」
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