「百舌」シリーズの逢坂剛が放つ、至高のエンターテインメント!
新選組副長・土方歳三は箱館で落命した――はずだった。
頭部に被弾し記憶を失った土方は、内藤隼人と名を変え、彼を慕う時枝ゆらとともにアメリカ西部へと渡る。
隼人は自らの命を狙う元新撰組隊士・高脇との決闘の末、谷底に落下した。
瀕死の隼人を救ったのはトウオムア(黒い月)と名乗る謎の女性。
彼女の目的は一体?
そして隼人の行方不明により、ゆら、ピンキー、ボナーらにも、大きな転機が訪れる。
サムライたちの旅は、いよいよ佳境に迫る!
逢坂剛・著『ブラック・ムーン』
「百舌」シリーズ著者が放つ、至高のエンタメ「賞金稼ぎ」シリーズ最新作。瀕死に陥った〈ハヤト〉こと土方歳三を助けたのは「黒い月」と名乗る謎の女。サムライたちの旅はいよいよクライマックスへ! pic.twitter.com/gtYgOuXE5o— 中央公論新社(文芸) (@chuko_bungei) February 21, 2022
逢坂剛
1943年東京生まれ。80年『暗殺者グラナダに死す』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。86年に刊行した『カディスの赤い星』で直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞をトリプル受賞。2013年に日本ミステリー文学大賞、15年には『平蔵狩り』で吉川英治文学賞を受賞。「百舌」シリーズや「長谷川平蔵」シリーズなど著作多数。
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