「アイデアの降臨待ち」はもういらない
ひらめきは、ただのスキルです。
限られた人にしか生み出せないような、特別なものではありません。
やり方を覚えれば、どんな人でもひらめくようになります。
本書では、まず日常的な習慣を見直し、正しいインプットをご紹介します。
そうして集めたひらめきの素材を整理し、組み合わせることでひらめきを得ます。
一つひとつのノウハウは、誰でもできる、簡単な方法です。苦しいことはありません。
好きなことや趣味に熱中するだけでも、人生を変えるひらめきの思考が身に付きます。
「何を学べばいいのかわからない時代」に、一生使えるスキルを身につけましょう。
「頭の使い方コンサルタントという視点から、ひらめきやすくなる習慣やインプット・アウトプットの手法、ビジネス現場における活用方法がまとめられている。
ビジネスの現場においては、論理的な説明能力や再現性が求められるため、「ひらめき」というものは、客観的に評価したり説明することが難しく、活用する機会に恵まれていなかったと思う。しかしながら、昨今では、MBAやコンサルが武器として活用してきたフレームワークは、知っていて当たり前のようにありふれてしまい、差別化する機能を失いつつある。
となると新しい価値を創出するためには、フレームワークによって再現性を担保しながら、その基礎の上に創造性やオリジナリティを展開して差別化することが重要であり、その差別化のカギになるのが「ひらめき」であり「センス」になってくるのだと思う。ビジネスにおいては、外側の世界に答えを求めて品質向上や効率化を追究する時代は終焉を迎えつつあり、内側にひらめきを求めて希少性やオリジナリティを追究する時代が来ているのかもしれない。」「向上心はあって色々勉強したり、学びの場に出向いているが、一向に身についていない人にオススメの本。
良い学びの機会や経験をどう自分の血肉とするのか、その方法について書かれている。
著者の初めての出版の為、自身のこれまでの手法や考え方が網羅的に書かれていることが良い点でもあるが一方で沢山書かれているが故に一つ一つが深く掘り下げて具体的な実行に移すことについても書かれていたらいいなと思いました。次回作にも期待です。」「僕自身は『私と(発想力が)違うんです』って社内で言われることが多いのですが、この本を読んで、やっぱり違いではなく、ある程度、誰でもが努力すれば出来るんだと再認識させてもらえました。社内で本を共有していると『こうやって考えるのであれば私にもできるかも!』と次々と社員が言い出し始めています。小さな一歩を踏み出す、脳の筋トレというものがあることを感じられていない人が、そのあり方を覚えるのにすごく良いんじゃないかと思う一冊です。正直、こういう思考を日常からやっている人にはそこまで目新しいことはないのかもしれないですが、そういう人にとっても『あなたはそのままでいいよ』って言ってくれている様な、自己肯定感をあげてくれる本な気がします(僕はそうでした)。僕は買って良かった一冊です。」
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