相手のことを「否定しない」という習慣術
「よく人間関係でトラブルになる」
「部下が成長してくれない」
「すぐに子どもを怒ったり責めたりしてしまう」
といったことはありませんか。
部下や上司、同僚や友人、親・子ども……など人間関係が良好な人ほど幸せ度が高いと言われています。
実際、対人関係が良好でない状態だと、どれだけ好きな職種についていても、どれだけお金を持っていたとしても「幸福感」を感じられないというデータもあります。
そして、そんな対人関係を良くする方法として、「褒める」「肯定する」といったことが取り上げられます。
部下や子どもを成長させたいと思う人であれば、ここに「叱る」という選択肢もあるかもしれません。
しかし、「褒める」「肯定する」「叱る」といった方法以上に、効果的かつ、簡単に人間関係を良くする方法があります。
それが「相手のことを否定しない」ということです。
『否定しない習慣』(林健太郎)
否定は上から目線が生み出している「褒める」のでも「わかるー!」とか安易に同調するでもなく否定しないことがコミュニケーション上最強で、その為の実践的方法を豊富に掲載。例えば、
「能動的に黙る」こと
脊髄反射的な失言で後悔が多い自分には刺さったw??#読了 pic.twitter.com/MwWmOcAjZi— Randy (@logiemo) February 5, 2023
誰かを意識的に「褒める」といったことをする必要はありません。
いい関係をつくる上で大切なのは、「安心感」です。
この安心感は、「褒められる」「肯定される」といったことでは作られません。
・何を言っても否定されない
・話を向き合って聞いてくれる
・ミスや失敗を責められない
といった「否定されない」ことで生まれてくるのです。
逆を言えば、いつも人間関係でトラブルを抱えたり、お互いがお互いに信頼できる関係を作れない人は無意識に「相手の否定をしている可能性」が高いのです。
・相手の話を聞かない、話を奪う
・ミスをしたら失敗を責める
・相手の意見や考えを頭から否定する
・相手の相談に真剣に向き合わない
これらは全部否定です。
あなたがもし、人間関係を良くしたい、信頼関係をつくるコミュニケーション力を身に着けたいと思っているのであれば、
「否定しない習慣」を手に入れましょう。
本書では、プロのコーチが使っている「否定しないコミュニケーション技術」と そのコミュニケーションの習慣化についてまとめた一冊です。
人間関係をよくしたい、誰かといい関係を築きたい、いい関係をつくるコミュニケーションを身に着けたいという方にオススメです。
今朝の読売新聞に、否定しない習慣(フォレスト出版)の広告が掲載されました!
これだけ盛大に、出版社さんに宣伝してもらえるのはとても光栄なことです
否定しない習慣が日本に根付きますように??#否定しない習慣 pic.twitter.com/lIyWJAi52I— 林健太郎 / リーダー育成家 (@youleadicoach) April 19, 2023
「常日頃から、否定しない様に心がけてますが…どうしても否定してしまいます。しっかり傾聴出来る様に内容を有効に使って行きます。」
「個人的に、この数年読んだ中でベストです。他書では「人を否定しない」と数行の説明で終わってしまう箇所を、本書では深掘りした実践的な内容になってます。無自覚の人もいるので、万人受けではありませんが、日頃より気にしていた部分なので、私にとっては手放せない一冊になりました。人間的な成長が出来そうで、気が少し楽になります。」
「1時間のセミナーを聞いているようにあっという間に読み終わり、体にしみこんできました。「ザルで否定の言葉を流す」や「冷蔵庫に一旦しまう」理論は、試してみようと思います!」
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