骨を喰む真珠 北沢陶 (著) KADOKAWA (2025/1/31) 1,925円

横溝正史ミステリ&ホラー大賞三冠作家による、新たな恐怖と悲哀。

「僕はこの家から逃げられへん身にさせられてしもうた」

大正十四年、大阪。

病弱だが勝ち気な女性記者・苑子は、担当する身上相談欄への奇妙な投書を受け取る。

大手製薬会社・丹邨製薬の社長令息からの手紙であり、不審を覚えた苑子は、身分を偽り丹邨家に潜入することに。

調査を進めるうち、その異様さが明らかになっていく。

苑子を苦しめていた咳をただちに止める、真珠のような丸薬。

一家の不可解な振る舞い。丸薬を怪しんだ苑子は、薬の成分分析を漢方医に頼む。

返ってきた結果には、漢方医も知らない「骨」が含まれていた――。

もう逃げられない。気付いてからが、本当の地獄の始まりだった。
「丹邨家に巣くう災厄をあなたが払えることを祈ります」

著者について
北沢 陶

大阪府出身。イギリス・ニューカッスル大学大学院英文学・英語研究科修士課程修了。
2023年、「をんごく」で第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉〈読者賞〉〈カクヨム賞〉をトリプル受賞し、デビュー。


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