コロナワクチンその不都合な真実 アレクサンドラ・アンリオン・コード (著), 鳥取絹子 (翻訳) 詩想社 (2023/12/19) 1,100円

フランスでたちまち16万部のベストセラー!

待望の日本語翻訳版、緊急出版!

「私たちは、まだ製造途中の飛行機を操縦していた・・・」

これは、ファイザー社のワクチン研究開発部門の責任者だったキャサリン・ヤンセンが、
職を辞した直後、2022年11月の『ネイチャー』誌で告白したものだ。

前例のないスピードで開発され、通常の臨床試験が終わる前に製品化されたのが新型コロナワクチン。

ワクチン接種による副作用などの詳細がいまだに不明で、

ファイザー社がもつ臨床試験データの公表はわずか3ヵ月間分にとどまり、

そのすべての公開は「75年と4ヵ月後」となっている。

今回のコロナワクチンが、これまでのワクチンとまったく違うのは、

mRNA(メッセンジャーRNA)という遺伝子が使われていることだ。

しかし、このmRNAを様々な病気の治療のために人体に活用しようという研究は、

これまで20年以上を費やしていながら、

まだ臨床試験では成功していなかった分野だ。

その技術が今回はじめて製品化され、

多くの人々に接種されることとなった。

はたして、そこにリスクはないのだろうか。

ハーバード大学医科大学院、フランス国立衛生医学研究所などで活躍し、

RNA研究の第一人者として国際的にも認められる著者は、

RNAとは何か、

そしてRNAの先端研究の実際をわかりやすく解説しながら、

新型コロナワクチンの本当の危険性を明かす。

コロナワクチンを接種すれば、感染、重症化を防げるのか?
他者にうつすことも防げるのか?
筋肉に注入されたmRNAは、すぐに体内から消えるのか?

そして驚くべきことに、私たちの遺伝子のみならず子孫の遺伝子までが、

このワクチンによって改変されてしまう可能性が高いのだ・・・

各国政府や保健機関が喧伝してきたさまざまな「嘘」を暴き、

驚愕の真実を解き明かす。

今後もワクチン接種をするのか迷ったときは、この本を読んでから決めても遅くはない。

はじめに RNA研究の第一人者がみた新型コロナワクチンの真実
第1章 ウイルスよりもワクチンのほうが危険という現実
・ワクチン接種によって免疫機能が低下する
・公開が求められているモデルナ・ファイザー社の臨床試験データの中身
・・・など

第2章 新型コロナワクチンに使われたRNAとは何か
・DNAとRNAが私たちの身体をつくっている
・RNAがもつ未知の可能性
・・・など

第3章 RNAがもたらす医療の劇的な進歩
・唾液に含まれるRNAで多くの病気が診断できる
・RNAを使った革新的な治療薬
・・・など

第4章 これだけある新型コロナワクチンの危険性
・自然界に存在しないmRNAを体内に入れたらどうなるか
・個人がこれまで受け継いできた遺伝子を変えてしまうワクチン
・・・など

第5章 ワクチンの認可、製品化の過程に潜む重大なリスク
・通常の臨床試験が終わっていない段階で製品化されたワクチン
・疑問だらけのコロナワクチン認可の経緯
・・・など

著者について
アレクサンドラ・アンリオン=コード(Alexandra Henrion Caude)
イギリス・フランス両国籍をもつ遺伝学者。元フランス国立衛生医学研究所主任研究員。1969年生まれ。パリ・ディドロ大学で遺伝学の博士号を取得し、ハーバード大学医科大学院で神経内科医として働いたのち、2019年までフランス国立衛生医学研究所(INSERM)の主任研究員として数多くの研究チームを率いた。主な研究分野はRNAおよび遺伝性疾患。ミトコンドリアマイクロRNAに関する研究の第一人者として国際的に認められている。RNA研究の権威として、新型コロナワクチンの本当の安全性、有効性を指摘した本書は、フランス国内で瞬く間に16万部を超えるベストセラーとなり、世界各国で続々と翻訳・出版されている。

鳥取絹子(とっとり きぬこ)
フランス語翻訳家、ジャーナリスト。お茶の水女子大学卒業。訳書に『素顔のココ・シャネル』、『ウクライナ現代史』(河出書房新社)、『大人のギフテッド』(筑摩書房)など多数。

「Alexandra Henrion Caude博士が考えたとても魅力的で刺激的な原題「Les apprentis sorciers, Tout ce que l’on vous cache sur l’ARN messager(魔法使いの弟子達、隠されたRNAの全真實)」をこんな邦題にしてしまったのは販賣戦略上の理由かも知れませんが、似たような表題の本が何冊もあるので本書の獨自性を傳え損ねたのでは無いでしょうか。

本書は最新の知見を平易な表現で分かり易く觧?した非常に優れた啓蒙書です。原文は仏語ですが、邦譯も素晴らしくて讀み易い文に仕上がってゐます。mRNAを中心としてRNAとは何の様なものか、RNAというシステムがパケット通信の様に蛋白合成等を制御する仕組み、そのmRNAを使った遺傳子治療の過去30年間の歩みと顛末、今回の遺傳子製剤を巡る藥事上の問題點を鋭く追及する内容です。根拠となる文献リストも収録されてゐます(文字が小さいのが難)。

歐州の話が多く日本國内の話題は含まれてゐませんが、全て日本にも当て嵌まります。マスメディアは隠蔽して來ましたので、殆どの國民は未だ知らないでしょうけれど。此れ迄に出版された類著は各論的に問題を取上げてゐますが、本書はもっと根本的な部分の理解に主眼があります。特に過去30年間の遺傳子治療の實情を知れば、全ては予測通りであった事も自ずと理解できるでしょう。本書はお薦めです。」


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