お茶を知れば、絵画鑑賞はもっとときめく!
外国映画や小説に必ず登場するティータイム。
「紅茶占い」や「アフタヌーンティー」など、ティータイムにまつわる60の絵画とその背景にある歴史文化を、有名紅茶教室講師がご紹介。
心躍るティーカップや銀器、さらにティーストレーナーといった「見たことはあるけれども名前は知らないもの」の数々のエピソードを多数収録。
昨日発売になった『名画のティータイム』
名画に描かれた何気ないお茶のシーンをいくつかのテーマでその背景を紐解いていくというこの本、個人的に昂ったところをこっそり紹介してもいいですか?
まず帯と見返しに使われている紙!植物のようなエンボス加工が美しいだけじゃなくて、ずっと撫でてしまう pic.twitter.com/kT4gFxM08t— 翻訳できない世界のことば (@honkoto0407) December 6, 2022
「ピクニックティー」などの紅茶にまつわる楽しい習慣も解説する。
豊富なカラー絵画の拡大&トリミングから、天才画家の圧倒的な描写力で描かれた小道具や、屋敷のインテリアなどの魅力も見えてくる。
紅茶の香りまで漂ってくるかも。
Cha Tea 紅茶教室さんの名画のティータイム?????紅茶にまつわる文化について知ることができ、当時のティータイムの様子が名画からリアルに伝わってくる。やっぱりChaTeaさんの本は面白いです!?
ゆっくり楽しみたいと思います?? pic.twitter.com/YptCLus9EN— 猫田 パナ (@nekotapana) December 9, 2022
[内容紹介]
アトホーム――メアリー・カサット《お茶》
庭――クロード・モネ《昼食》
ピクニックティー――ジェイムズ・ティソ《休日》
ブルー&ホワイト――ジョージ・ダンロップ・レスリー《お茶》 など
「私にとっては安くないお値段で、買うときは少し迷いました。でも読んでみると、絵が個人蔵などの今までに見たことがないものも多く、紅茶や食器などに関する詳しい解説と共に楽しめました。
最初に書いたことと矛盾しますが、こんな美しくて楽しい本なら、もう少し判型が大きい(当然お値段は上がりますが)と、本も開けやすく閉じにくく、そして絵もより楽しめると思いました。
いずれにしても、数年に一度読み返して楽しめそうな本で、満足です。」「美術・歴史・紅茶好きに全力でおすすめしたい!
紅茶狂いの私は今までいろんな本を読んでいました。それでも知らないことがたくさん。
茶こしみたいな金具は「ティーストレーナー」というのですね。ティースプーンやシュガートングなどの物語も面白かったです。絵の拡大が多いので、ティーカップの模様が綺麗に描きこまれているのもわかるし、なにより飲んでいる貴族や少女、紳士達の服装の美しさ、細やかさにも見とれてしまいました。
眼福。とにかく幸せな気持ちになれます。」
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