デンジャー・ゾーン 迫る中国との衝突 ハル・ブランズ (著), マイケル・ベックリー (著), 奥山真司 (翻訳) 飛鳥新社 (2023/2/1) 1,870円

早まる台湾有事を警告した2022年8月刊の話題書、第一人者による邦訳完成!

2020年代が米中新冷戦の最も危険な時期(デンジャー・ゾーン)で、台湾侵攻の最悪の事態に備えるよう説き、ワシントンに衝撃を与えた。

経済減速と戦略的包囲網に直面する中国共産党にとり、時間が味方だった環境は急速に変わりつつある。

「チャンスの窓」が閉じる前に行動しないと間に合わない、という焦りと誘惑。国力のピークを迎えて将来の手詰まりを自覚した大国が最も攻撃的になる「ピーキングパワー」の罠。

ピークに達した中国に先んじるために、日米はさらに多くのことをさらに素早く行う必要がある。その具体的な内容を完全解説!

デンジャー・ゾーンの「最初の短距離走の10年間で素早く大胆な政策を打っておかないと、その後の(米中冷戦での)長期戦の構造が決まってしまう」(訳者あとがきより)

台湾有事で大きな被害を受ける日本は「デンジャー・ゾーンの脅威を、アメリカ以上に深刻に受け止めている。日本は21世紀において、ワシントンが最も頼りにする『20世紀のイギリス』のような同盟国になろうとしているのだ」(原著者まえがきより)

「トゥキディデスの罠」「100年マラソン」よりも、危機はずっと早く来る。
ベストセラー『米中もし戦わば』(ナヴァロ)『China2049』(ピルズベリー)『米中開戦前夜』(アリソン)を越える衝撃作!

「世界の権力が3層か5層か知らないが、各深さの権力の組織や個人によって、望む未来は色々変わる。
明日はどっちだ。
明日誰かが呟く一言で世界の軍事バランスは変わる。
資本のベクトルを抜きにすればファブレス企業だらけの2023年だから。
コラッツ予想を金にできたらいいな。」


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