勉強の価値 森博嗣 (著) 幻冬舎 (2020/11/26)

勉強が楽しいはずない。

特に子供が勉強しないのは「勉強は楽しい」という大人の偽善を見透かしているからである。

まず教育者は誤魔化さずこれを認識すべきだ。

でなければ子供が教師の演技を馬鹿馬鹿しく思い両者の信頼関係が損なわれる

。僕は子供の頃あまりに美化された「勉強」に人生の大事な時間を捧げる必要があるか疑った。

が、現在(正確には21歳から)は人は基本的に勉強すべきだと考える。

そう至ったのは何故か?

人に勝つため、社会的な成功者になるためではない。

ただ一点「個人的な願望」からそう考える理由を、本書で開陳する。

「自由な発想力が実に面白い、森博嗣さんの新刊。びっくりするところは少なかった、何冊か森博嗣さんの天邪鬼な本を読んだことがあるのでそういう驚きは少なく妥当な意見だと感じた。すっかり洗脳されているのかも知れない。
1日1食だというのは、何人か聞いたことがあるが森博嗣さんもそうなんだと。食べなければ食べないで生きていける。勉強を続けていると食べることを忘れるのは本当かもしれない。映像で見えているものをいろんな角度から言葉にして説明してくれている感じ。ある意味脈絡がないとも言える。結論は、何でも良いから勉強してみなさい。」

「勉強することが大嫌いだった私ですが、そもそも勉強することがどういうことかをこの本で再定義できた気がします。勉強するのは嫌だけど、何かしたいことを探している方にオススメできる1冊です。」

「本書は、森氏の教育論といって過言ではない。いちいちヒザを打ちながら読み切った。森氏の知的レベルは小生の数オクターブ上ながら、生きてきた時代は同じ。同じ教育環境に共感できただけかもしれない。しかし、勉強とは何か・教育とは何か・しからばどうすべきか、、、。そのヒントがこの本に凝縮されていると思う。」


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