武器としてのエネルギー地政学 岩瀬昇 (著) ビジネス社 (2022/12/19) 1,760円

アメリカ、中国、ロシア、中東――

資源大国の野望と排出量ゼロの実態

そして「持たざる国」日本の未来とは?

私たちが、度重なる電力不足、高止まりするガソリン価格、そして急騰する光熱費に悩まされるようになった本当の理由は何なのか?

あまりにも身近にあるのに、あまりにもよくわからない「エネルギーの超基本」を第一人者が徹底解説!


―――――――――――――――――――――――――――
1.「プーチンの戦争」で激変したエネルギー地政学
2.「環境先進国」ヨーロッパの理想と限界
3.「世界最大の産油国」アメリカの次なる野望
4.「エネルギー百年の計」を着実に進めるしたたかな中国
5.脱石油を目指す「中東の雄」サウジアラビアの復権
6.世界の未来を変える「グリーン政策」の光と影
7.「持たざる国」日本の進むべき道
―――――――――――――――――――――――――――

「プーチンの戦争」は、「平時はコモデティ」であるエネルギーが「有事は戦略物資」となることを、私たちにまざまざと見せつけているといえるだろう。

ヨーロッパのみならず世界中が、エネルギー価格の高騰に見舞われ「量」の確保に奔走している。
はたして、これから

どうなるのだろうか?――「はじめに」より

「エネルギー政策について欧州/米国/中東/日本での違いがよくまとめられていた。特に天然ガスと石油の違いや、欧州のエネルギー政策のミスについては現在のエネルギー問題についての理解が深まる良い本であった。但し、冒頭2ページの戦争を開始したプーチンの思惑について推察した内容は無い方が良かったと思う。本筋と逸れているし、エビデンスの無いただのツイートを読んでいる気分となった。これがなければ、他の人に進めやすい本になれたのに。本当に勿体無い、」

「生き残るためにしたたかになること、厳しいこれからの時代への指針となる本です。筆者の他の新書も読まれることをおすすめします。」

「本書を読んで、勉強とは学校だけでやるものではなく、むしろ学校を卒業してからが大切。人生常に勉強し続けないといけないと強く思いました。エネルギー関係の世界のそして日本の情勢を勉強する教科書として本書を強くお勧めします。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事