山中教授、同級生の小児脳科学者と子育てを語る 山中伸弥(著)、成田奈緒子(著) 講談社 (2021/10/22) 990円

「僕もけっして優等生ではありませんでした。この本を通して、悩んでいるすべての親御さんにアドバイスをお届けしたい」(山中教授)

ノーベル賞科学者は子どもの頃どう育てられて、わが子をどう育てたか?

山中伸弥教授が同級生の小児脳科学者・成田奈緒子医師と「子育て」について語り合う。

これまでいくつかの書籍を刊行してきたノーベル賞科学者・山中伸弥教授だが、「子育て」について書いた本はまだ一冊もない。

どうすればわが子が山中教授のように育つのか?を知りたい全国の親御さんに届ける子育て本。

神戸大学医学部時代の同級生で、山中教授の「勉学の恩人」でもあった小児脳科学者・成田奈緒子医師が、山中教授がこれまで語ったことのない本音を引き出します。

一方で、成田医師は子育ての専門家。

成田医師が披露するさまざまな「子育ての新しい知見」に、山中教授がワクワクしながら質問をしていく。

同級生の親密さがあるからこそ展開される、丁々発止のやりとりを通して、最新の子育てが学べます。

二人が共通して注目するのが「レジリエンス=乗り越える力」。
これからの難しい世の中を、しぶとく生き抜いていくためには、
この力がもっとも大切だという結論に至ります。
他にも「ほったらかしが子供を伸ばす」「親子でええかっこしいをやめる」など、
目からウロコの提言満載!

第一章 「ほったらかし」が子どもを伸ばす
第二章 親子で「ええかっこしい」をやめる
第三章 良い習慣が脳を育てる
第四章 常識を疑える子どもに育てる
第五章 レジリエンスを身につけさせる
第六章 しぶとい子どもは目線が違う

「ウィズコロナというだけでなく、経済も含め様々な局面で成長できない日本で、子どもをどう育てればいいのか、お二人の話から多くのヒントをいただきました。
本当に読んでよかった。親として、しぶとく生きる術がわかりました。
ええかっこしいをやめる、早寝早起きさせる、ほったらかすと、いただいたヒントはてんこ盛りですが、まずは「助けて」と言っていいんだよと伝えたいです。
逆境力は、手伝って!と言えることなんですね。子育てに自信を持てなくて凹んでばかりでしたが、立ち上がれそうです。」

「人並みに悩みながら子育てしてる者です。
山中さんって雲の上の人かと思ってたけど、こんなに親しみやすいフレンドリーな人なんですね!成田さんと同級生同士の会話だから、ということもあると思うけど、優しくて温かみのあるアドバイスが胸に沁みます。
個人的には、
「助けて」を言える子に育てる
という言葉がいちばん刺さりました。今日からさっそくやってみようと思います。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事