100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集 福井県立図書館 (編集, 著) 講談社 (2021/10/20) 1,320円

「とんでもなくクリスタル」「わたしを探さないで」
「下町のロボット」「蚊にピアス」
「おい桐島、お前部活やめるのか?」
「人生が片付くときめきの魔法」「からすのどろぼうやさん」
「ねじ曲がったクロマニョンみたいな名前の村上春樹の本」
「八月の蝉」「大木を抱きしめて」
「昔からあるハムスターみたいな本」
だいぶつじろう 池波遼太郎
……

利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力にリスペクト。

SNSでもバズりがとまらない!

クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメント。

あなたはいくつ答えられる?

* * *

本の正確なタイトルは、なかなか覚えづらいもの。

そしてうっかり間違って覚えたタイトルを文字通りに想像してみたら、とんでもなくシュールでおもしろすぎる事態になっていることもしばしば。

そんな図書館利用者さんの「覚え違いタイトル」の実例を集め、HPで公開しているのが、福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」。

本書は、そのなかから秀逸な「覚え違いタイトル」を厳選し、「覚え違い」を文字通りに表したイラストを添付。

そしてページをめくれば「正しい書誌情報」と「司書さんによるレファレンス」が現れて……という仕掛けになっています。

読者のみなさんはきっと、利用者さんの覚え違いに爆笑し、司書さんの検索能力に驚嘆することになるでしょう。
クイズ感覚でも楽しめる、公共図書館が贈る空前絶後のエンターテイメント、ぜひご堪能ください!

* * *

[もくじ]
○はじめに 「覚え違いタイトル集」、始めました
○厳選! 覚え違いタイトル集
○そもそもレファレンスって? 司書の仕事って?
○おわりに みんなの図書館

* * *

イラスト:多田玲子
装丁+本文デザイン:大島依提亜

「この本を手に取った人はおそらく大部分が福井県立図書館のホームページで知った後だとは思いますが、その覚え違いタイトルのなかから厳選されたタイトルが当時の解説とともに紹介されています。
単純に一覧で読むよりも覚え違いの背景が見てとれて人間の記憶力のあいまいさってのは面白いな、と思いました。
あとそれぞれの覚え違いタイトルにちなんだイラストが素朴で可愛いですね。」

「いつも更新を楽しみにしていたコーナーが満を持しての書籍化!
司書さんいつもありがとうございます。
変身と痴人の愛をもう一度読みたくなりました^^;)」

「福井図書館の覚え間違いHPは面白くて知っていたのと、ツイッターで流れてきた書籍化のニュースに即購入。猫の表紙がかわいい。
夫は「え?100万回死んだねこで間違ってるの?」とのこと。
その気持ち、よーくわかる。」


(↑クリックするとAmazonのサイトへジャンプします)

 

おすすめの記事