
<デビュー25周年>渾身の書き下ろし長編ミステリー!
結婚直後の妊娠と夫の転勤。
その頃から夫は別人のように冷たくなった。
彼からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力をふるわれた。
そして今、自宅マンションの浴室で夫が倒れている。
夫は死んだ、死んでいる。
私が殺したのだ。
もうそろそろ息子の翔が幼稚園から帰ってくるというのに…。
途方に暮れていたところ、2週間前に近所でばったり会った大学時代のサークルの後輩・桂凍朗が訪ねてきた。
「量子さん、問題が起きていますよね? 中に入れてください」と。

著者について
1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年「オーデュボンの祈り」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。
04年に『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞を、「死神の精度」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。
08年『ゴールデンスランバー』で本屋大賞と山本周五郎賞を受賞。14年『マリアビートル』で大学読書人大賞を、20年『逆ソクラテス』で柴田錬三郎賞を受賞。
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