今、生誕150年という記念すべき節目の年を迎える岡本綺堂。
『修善寺物語』をはじめとする戯曲作品や、「半七捕物帳」などの時代小説で、現在も多大な人気を博しているが、その一方で、幻想怪奇文学の名匠としても活躍した。
生誕150周年記念と銘打った東雅夫編『岡本綺堂 怪談文芸名作集』(双葉社)は、「猿の眼」「笛塚」「木曾の旅人」「影を踏まれた女」など、岡本綺堂(1872-1939)の折紙付きの名作怪談21篇を収めた傑作選。 pic.twitter.com/TEmWnUWK0a
— 藤原編集室 (@fujiwara_ed) September 13, 2022
本アンソロジーは、〈妖怪〉と〈怪談〉の両面から、綺堂の新たな魅力を検証する貴重な一冊である。
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