過去は変えられる 三崎優太(著) 扶桑社 (2020/10/9)

年商130億円の会社社長から、「犯罪者」への転落――。

2019年9月6日、1.8億円を贖罪寄付したら死のう。

これ以上生きていたって、どうせ辛いだけだから……。

「青汁王子」とメディアでもてはやされていた私は、法人税法違反の容疑で有罪判決を受け、「犯罪者」になりました。

「ざまあみろ」「脱税したカネで豪遊してたのか」「あんなやつ、死んでしまえばいい」

知人たちは手のひらを返したように去っていき、会ったことも話したこともない不特定多数の人々から、そして多くのメディアから激しいバッシングを受ける日々が続きました。

「今死んでしまえば、どんなに楽になれるだろうか。目の前にあるイヤなことすべてから逃げることができるんだ。判決が出たら、自分が脱税したとされる1.8億円を世の中にバラまいて、死んでやろう。僕の中の真実を伝えるために――」

当時、私の心はそこまで追いつめられていました。

そんな私を救ってくれたのは、SNSを通じて応援してくれた皆さんでした。

死んではいけない。諦めちゃ終わりだ。諦めなければ、必ず道は開ける。

そう考えたら、どんな失敗や挫折も、今抱えているちっぽけな不安なんて、人生における誤差でしかない。

向き合い方次第で「過去は変えられる」と、皆さんから教えてもらいました。

人生はいくらでもやり直せるし、自分自身の過去を変えることだってできます。

諦めなければ、必ず道は開けます。次は僕が恩を返す番です。

――2019年9月6日に、脱税したとされる1.8億円をツイッターのフォロワーに配る贖罪寄付をした三崎優太氏。

2020年も「SNS誹謗中傷撲滅基金」を設立し、世の中から誹謗中傷をなくそうと1億円を配り、次々と話題を振りまいている。

20代で年商130億円、「青汁王子」と持てはやされた経営者時代、国税局との1年にわたる戦いと闇、SNS上で繰り広げた「青汁劇場」から1.8億円贖罪寄付の内幕、そして「死」の真実……。

人生最大の試練を経験し、自らの運命に抗い、理不尽の世の中に一矢報いるために、「大逆境」をどう乗り越えてきたのか。

青汁王子と呼ばれた「三崎優太」のすべてが、今、明らかになる!

「自分は脱サラしようと、副業に取り組みつつも、業績が悪化してて、苦しかったけど、三崎さんに比べたら遥かにマシだと思えるし、まだまだやれることはあるなと思えた。軽く読むつもりが、一気に読みきってしまった。個人的に、今年一番の良書。」

「目次すっ飛ばしてからの一章目から読み始めました。自慢話はたった4Pでそこに自己紹介を組み込んでいた。単純にそこで、自分は成功しましたと言う過去の栄光をそれだけで片付けている。もっと自慢話あるんじゃないのって思ったけど、人間贅沢って意外と狭いモノなんだと。
自分も4Pで書かれた贅のあるイメージしか持てなかった。」

「イタい話とかも色々書かれていて、あれだけ派手にやってた人もやっぱり人の子だな、って思った。そういう意味では親近感。」


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