妊娠した私に、周りは正しい妊婦であるよう求める/「理想のいれもの」。
顔の大きなホクロ、ついにコンプレックスから解放される日が来た/「君の線、僕の点」。
中学生の息子に髭、母親の頭には白いものが/「彼方のアイドル」。
誰の身にも起こりうる身体の変化、そこから見えてくる新たな景色。
前向きなメッセージが胸に心地よく響く五編。
(『魔法がとけたあとも』改題)
#奥田亜希子 さん『#彼方のアイドル』発売されました!(双葉文庫 単行本時のタイトルは『魔法がとけたあとも』)
妊娠やプチ整形、中学生の息子の髭など、身近な身体の変化を通して浮かび上がる温かな景色。ぜひ触れてみてください! 思わず唸る、巧みな名短編が揃ってます。 pic.twitter.com/hSQkLTiGgI— 双葉社文芸出版部 (@shousetsusuiri) January 13, 2022
著者について
1983年愛知県生まれ。愛知大学文学部哲学科卒業。
2013年『左目に映る星』で第37回すばる文学賞を受賞。
その他の著書に『ファミリー・レス』『五つ星をつけてよ』『リバース&リバース』『青春のジョーカー』『クレイジー・フォー・ラビット』などがある。
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