彼方のアイドル 奥田亜希子 (著) 双葉社 (2022/1/13) 704円

妊娠した私に、周りは正しい妊婦であるよう求める/「理想のいれもの」。

顔の大きなホクロ、ついにコンプレックスから解放される日が来た/「君の線、僕の点」。

中学生の息子に髭、母親の頭には白いものが/「彼方のアイドル」。

誰の身にも起こりうる身体の変化、そこから見えてくる新たな景色。

前向きなメッセージが胸に心地よく響く五編。
(『魔法がとけたあとも』改題)

著者について
1983年愛知県生まれ。愛知大学文学部哲学科卒業。
2013年『左目に映る星』で第37回すばる文学賞を受賞。
その他の著書に『ファミリー・レス』『五つ星をつけてよ』『リバース&リバース』『青春のジョーカー』『クレイジー・フォー・ラビット』などがある。


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