今も未来も変わらない 長嶋有 (著) 中央公論新社 (2024/4/22) 1,012円

星子は40代のシングルマザー。職業は(あまり売れていない)小説家。

大学受験を控えた娘を見守る日々、娯楽好きの親友と楽しむカラオケやスーパー銭湯、忘れた頃に姿を見せる元夫、
そして20代の男との間には恋が芽生えて!

誰もが知っているあの歌や、たくさんの笑いをちりばめて大人のふつうの毎日が、幸せに一歩近づく物語

著者について
長嶋有

一九七二年生まれ。二〇〇一年「サイドカーに犬」で文學界新人賞、翌年「猛スピードで母は」で芥川賞、〇七年の『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞を受賞し、〇八年には『ジャージの二人』が映画化された。一六年『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞受賞。その他の小説に『パラレル』『泣かない女はいない』『ぼくは落ち着きがない』『ねたあとに』『佐渡の三人』『問いのない答え』『もう生まれたくない』『私に付け足されるもの』『今も未来も変わらない』、コミック作品に『フキンシンちゃん』、エッセイ集に『いろんな気持ちが本当の気持ち』『電化文学列伝』『安全な妄想』等がある。


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