家族 葉真中顕(著) 文藝春秋 (2025/10/24) 1,980円

「現実の世界では、すんなり完全犯罪を達成できてしまうこともあるんだって学んだんです」

2011年11月3日、裸の女性が交番に駆け込み、「事件」が発覚した。

奥平美乃(おくだいら・みの)と名乗るその女性は、半年と少し前、「妹夫婦がおかしな女にお金をとられている」と交番に相談に来ていたが、「民事不介入」を理由に事件化を断られていた。

奥平美乃の保護を契機として、表に出た「死」「死」「死」……

彼女を監禁していた「おかしな女」こと夜戸瑠璃子(やべ・るりこ)は、自らのまわりに疑似家族を作り出し、その中で「躾け」と称して監禁、暴行を主導。

何十年も警察に尻尾を掴まれることなく、結果的に十三人もの変死に関わっていた。

出会ってはならない女と出会い、運命の糸に絡めとられて命を落としていく人々。

瑠璃子にとって「家族」とはなんだったのか。

そして、「愛」とは。

「民事不介入」に潜む欠陥を日本中に突きつけた「尼崎連続変死事件」をモチーフとした、戦慄のクライムエンターテイメント!

葉真中顕
略歴:

1976年東京生まれ。

2009年、はまなかあき名義にて『ライバル おれたちの真剣勝負』で第1回角川学芸児童文学賞優秀賞受賞を受賞し、児童小説作家としてデビュー。

2012年、『ロスト・ケア』にて第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、ミステリ作家として活動を開始。

筆歴:

2009年『ライバル』※はまなかあき名義(第1回角川学芸児童文学賞優秀賞受賞)

2013年『ロスト・ケア』(第16回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞)

2014年『絶叫』(第36回吉川英治文学新人賞候補、第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補)

2016年『ブラックドッグ』『コクーン』(第38回吉川英治文学新人賞候補)

2017年『政治的に正しい警察小説』

2018年『凍てつく太陽』(第21回大藪春彦賞受賞、第72回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞)

2019年『W県警の悲劇』『Blue』(第10回山田風太郎賞候補)

2020年『そして、海の泡になる』

2021年『灼熱』


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