きときと夫婦旅 椰月美智子 (著) 双葉社 (2022/7/27) 1,760円

中三の息子が家出した。行き先は氷見。

慌てて連れ戻しに向かった母親のみゆきと父親の範太郎だが、息子はまだ帰りたくないという。

倦怠期真っ只中の夫婦が、図らずも富山に滞在することに。

鉄軌道王国の富山にはしゃぐ鉄道オタクの夫に対し、不満が募る妻……。

富山県内の観光名所や鉄道を舞台に描く、夫婦のドタバタロードノベル。

著者について
1970年神奈川県生まれ。2001年『十二歳』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。
07年『しずかな日々』で野間児童文芸賞、08年坪田譲治文学賞、17年『明日の食卓』で神奈川本大賞、
20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で小学館児童出版文化賞を受賞。


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