中三の息子が家出した。行き先は氷見。
慌てて連れ戻しに向かった母親のみゆきと父親の範太郎だが、息子はまだ帰りたくないという。
倦怠期真っ只中の夫婦が、図らずも富山に滞在することに。
鉄軌道王国の富山にはしゃぐ鉄道オタクの夫に対し、不満が募る妻……。
富山県内の観光名所や鉄道を舞台に描く、夫婦のドタバタロードノベル。
椰月美智子先生ご来店 最新刊「きときと夫婦旅」にサイン頂きました!
数量限定お求めはお早めに「きときと」とは富山弁で「新鮮な」という意味。倦怠期ゆえに会話のない夫婦の「きときと」二人旅は案の定険悪な雰囲気から始まります。海鮮グルメや鉄道王国富山の魅力全開なこの作品。息子の家出や pic.twitter.com/l8Cnd91oeD
— 伊勢治書店ダイナシティ店 (@isejidyna) July 29, 2022
著者について
1970年神奈川県生まれ。2001年『十二歳』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。
07年『しずかな日々』で野間児童文芸賞、08年坪田譲治文学賞、17年『明日の食卓』で神奈川本大賞、
20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』で小学館児童出版文化賞を受賞。
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