中世ヨーロッパの女性の性と生活 ロザリー・ギルバート (著), 村岡優 (翻訳) 原書房 (2025/2/26) 3,960円

閨(ねや)から見える真実

女性は夫のいいなりだったのか?

夫の不在中は貞操帯で守られていたのか?

性は義務か快楽か?

13~14世紀英国、フランス、ドイツの裁判記録や教会の懺悔録や文学から収集された驚きの真相。

中世人の生活の秘密に迫る。

現代世界では、ヴィクトリア朝時代の学者たちのおかげで、中世の女性たちに関するひどく誤解を招くような考えが数多く流布している。

今日のわれわれが知っていると思っているいわゆる事実の多くは、その学者たちが直接の原因だ。

ヴィクトリア朝時代は、自分たちの社会がいかに利口で、それ以前の社会がいかにひどく、後進的で、無教養で、野蛮であったかを、あちこちの文献で声高に主張して悦に入る自惚れ屋たちであふれていた。

これはローマ人やエルトリア人の、そしてスペインの異端審問といった歴史的証拠と相反する。

もちろん、宗教狂信者が極悪非道なやり方で人間を迫害したという点で、異端審問は野蛮だったが、当時の宗教的、家庭的な芸術や科学はそうではなかった。

『はじめに』より

目次

はじめに

第一章 性交しているかを知る方法
第二章 性交について学ぶには
第三章 性交――間違ったやり方
第四章 暴露します――教会の告解室から学べること
第五章 肉体関係
第六章 性欲を高める食べものとその食べ方
第七章 妊娠する方法
第八章 妊娠しない方法
第九章 禁断の愛
第一〇章 売春婦とその居場所
第一一章 性行為とその回避方法
第一二章 かゆいところに手が届く
第一三章 女性同士
第一四章 ふたつの性――インターセックス

エピローグ

謝辞
訳者あとがき
本書に登場する女性たち
参考文献

著者について
[著者]
ロザリー・ギルバート Rosalie Gilbert

作家、リサーチャー。中世の女性の生活について調査し紹介するサイトRosalie’s medieval womanを主宰。イングランドをはじめとする中世の女性の研究に情熱を注いでいる。
アビー美術館考古学博物館、クイーンズランド美術館の「アフター・ダーク」プログラム、大英博物館の展示「中世の力:象徴と輝き」、第三世代大学のウィンタースクール・プログラム、アビー中世フェスティバルのユニバーシティ・パビリオンなどで、「中世女性の衛生問題と秘められた性生活」をテーマに講演を行ってきた。

[訳者]
村岡 優 むらおか・ゆう

翻訳家。同志社大学文学部卒業。別名義で、自己啓発や精神世界、ミステリー小説、人文エッセイなどのジャンルの訳書がある。


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