殿様は「明治」をどう生きたのか 河合敦 (著) 扶桑社 (2020/12/25)

江戸時代に各地を治めていた藩主は、明治4年の廃藩置県によって国元から切り離されて強制的に東京住まいとなった。

戊辰戦争で勝った大名も負けた大名も一緒くたに、領地は没収され、家臣は解散させられた。

大大名家は、維新後も華族として華やかに暮らしたイメージがある。

しかし、新政府に対抗した請西藩の林忠崇は一時は自ら農業をしなくてはならないほど困窮してしまった。

また、朝敵とされた会津藩の松平容保は、日光東照宮などの宮司となり、徳川宗家の菩提をとむらいひっそりと生きた。

外交官として世界各地を飛び回る元殿様や徳川宗家のその後など、14人の元殿様の知られざる生き様を、テレビなどでお馴染みの河合敦先生が紹介する。

「前々から思ってたこと、江戸時代、明治・・は知ってるけど時代が変わる激動期をどうやって生き抜いたのか・・それが知りたかったので買いました。読んで損しない1冊です。」

「徳川の世に生きて来た殿様が世の移り変わりにどんな人生を送り、晩年をどう生きて来たか、面白く読みました。分かり易いのですが、昔の人の名前や土地名は振り仮名がもっとあるとよかったかと思います。」

「表題のとおり、江戸末期の藩主(大名)が、明治期、特に廃藩置県以後の日本をどのように生きたのかを記した書。取り上げたのは13人で、著者によれば、紙面の都合上、幕末維新で有名な人物や、波乱万丈な人物に絞ったとのこと。それだけに、興味深く読むことができた。特に、徳川宗家の徳川家達(いえさと)の人生は、幻の十六代将軍と言われたことも含め知らなかったので、ためになった。個人的には、廃藩置県前後の様子を詳細に調べてみたいと思った。」


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