
「天照大神の天岩屋戸隠れ」「素戔嗚尊八岐大蛇退治」「出雲の国譲り」「天孫降臨」「海幸山幸」……。
多くの方が耳にしたことがある日本神話のタイトルである。
『日本書紀』は、神武天皇が初代天皇として即位される前の日本についても書き記している。
“神話”は事実に基づいていた!天照大神も素戔鳴尊も大国主神も事代主神もモデルがいた?
『日本書紀』を虚心坦懐に読み込むと、数々の“鍵”が見えてくる。果たして真実への扉を開くのは誰だ?
天地開闢以来のさまざまな出来事であり、いろいろな個性(神性)を持った多くの神々が登場する。
これらの神話はすべて創作であるとされてきた。だが、本当にすべてが架空の物語なのだろうか。

本書は、神代の物語にも何か下敷きとなる出来事があった。
さもなければ、これほど具体的で生き生きとした物語を紡ぐことはできない、と考える著者が、神代の真実の系譜を復元し、
初代天皇の即位=ヤマト王権の誕生以前の日本で何が起きていたのかを解き明かす、意欲的で刺激的な一冊である。
「歴史には夢とロマンがある。近代、近世、中世、古代と時代を遡れば上るほど、その夢とロマンは大きく膨らんでいく。なぜなら時代が古くなると、謎が多くなるからである。
本書の中核にあるのは古代史への謎だ。とりわけ邪馬台国が日本列島のどこにあったのか、卑弥呼とはいかなる女性であったのかを考察するための、本書は水先案内人である。サブタイトルの「邪馬台国からヤマト王権への系譜」がそれを証明している。
著者はかって『邪馬台国は熊本にあった!』(扶桑社新書)という大胆なタイトルを付けた本も書き上げている。この本といっしょに読破すると、著者の古代史に対する夢とロマンが伝わってくる。」
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