コンビニ人間 村田沙耶香 (著) 文藝春秋 (2018/9/4) 660円

「普通」とは何か?

現代の実存を軽やかに問う第155回芥川賞受賞作

36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。

日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、

「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。

「いらっしゃいませー!!」

お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。

ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、

そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。

累計160万部突破&39カ国語に翻訳(2023年7月現在)。

米国〈ニューヨーカー〉誌のベストブック2018に選ばれるなど、

世界各国で読まれている話題作。

解説・中村文則

「僕の想像では、話の途中からコンビニの話題から婚活の話題に変わってそのままコンビニから離れていくのかと思っていましたが、実際にはすごく主題に忠実な気がしました。」

「読み終わった後、「ほぉ…」というため息が出ました。
自分には当たり前すぎて考える事もなかった主人公の感覚が面白かったです。
面白くて一気読みしました。」

「あまり読書習慣がなかった私ですが、読書習慣を身に付けようと思い
本のタイトルが面白そうだったの購入してみたが、読んでいくうちに結構引き込まれました。」


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