情報セキュリティの敗北史 アンドリュー・スチュワート (著), 小林啓倫 (翻訳) 白揚社 (2022/10/12) 3,300円

サイバー攻撃はなぜ増え続けるのか?

相次ぐ個人情報の大規模漏洩、米・中・露による国家主導のハッキング、企業・病院を標的にして猛威を振るうランサムウェア…

IT社会が急速な発展を続ける一方で、私たちの「情報」を取り巻く状況は日に日に悪化している。

数々のセキュリティ対策が打ち出されているにもかかわらず、サイバー攻撃による被害は増え続けている。

今日の情報セキュリティが抱える致命的な〈脆弱性〉は、どこから来たのか?

コンピュータの誕生前夜から現代のハッキング戦争まで、半世紀以上にわたるサイバー空間の攻防を描いた、情報セキュリティ史の決定版。

本国アメリカで【Cybersecurity Canon Hall of Fame 2022 (サイバーセキュリティ書の殿堂) 】を受賞した話題作、待望の邦訳。

「私たちが今日直面するセキュリティ問題の多くは、何十年も前に下された愚かな決定によってもたらされた。本書は、ITの黎明期から現代のクラウドコンピューティングに至るまで、情報セキュリティの歴史を完全網羅する」
―ベン・ロスキー (『Computer Security』著者)

「率直に言って、恐ろしい本である。コンピュータネットワークは兵器となり、脆弱なITインフラは国家の安全保障にとって、致命的な脅威となるのだ」
―リチャード・H・イマーマン (アメリカ外交史学会第40代会長)

「情報セキュリティの歴史がわかっておもしろい。断片的に知っていたことがつながる。Referencesもきちんとしている(ページ数で全体の1/5を占める)。CISSPの本でしか知らなかったことが出てきたりする。」


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