おひとりさまでも最期まで在宅 中澤まゆみ (著) 築地書館; 第3版 (2020/6/15) 1,980円

平穏に生きて死ぬための医療と在宅ケア

制度改定にともない、最新情報・データを掲載した待望の第3版。

「退院難民」・「介護難民」にならないために、安らかな看取りを受けるために、本人と家族がこれだけは知っておきたい在宅医療と在宅ケアと、そのお金

2016年の第2版刊行から4年。

その間、2021年度実施も含めると介護保険制度は2回、医療保険制度は1回変わった。

医療・介護費削減のなかで、「病院から在宅へ」の流れはさらに強まったが、介護保険サービスの低下とヘルパー不足は進み、在宅の暮らしを支えるのが難しくなっている。

そのなかで「最期まで在宅」を実現するには?

今回の改訂第3版では、医療・介護保険費用を新料金に変更。さらに退院支援や認知症介護、治療・療養について患者・家族・医療従事者が事前に話し合う「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」について大幅に加筆した。

著者について
1949 年長野県生まれ。雑誌編集者を経てフリーランスに。
人物インタビュー、ルポルタージュを書くかたわら、アジア、アフリカ、アメリカに取材。
『ユリ─日系二世NY ハーレムに生きる』(文藝春秋)などを出版した。
その後、自らの介護体験を契機に医療・介護・福祉・高齢者問題にテーマを移し、
『おひとりさまの「法律」』『男おひとりさま術』(ともに法研)、
『おひとりさまの終活─自分らしい老後と最後の準備』(三省堂)、
『おひとりさまの終(つい)の住みか』『おひとりさまの介護はじめ55 話』『人生100 年時代の医療・介護サバイバル』(以上、築地書館)などを出版。
今回は、在宅医療と介護の現場に入り、徹底した取材で本書を執筆。豊富な事例をもとに、本人と家族のニーズでガイドした。

「著者は実際に介護をされて記述されているようです。
ケアラーの方読む価値あります。
有料老人ホームを選択すべきか慎重に判断すべき資料になります。
著者の明るい記述にも救われます。
シリーズ本のようですが、続刊を希望いします。」

「高齢者の私には具体的な内容が役に立ちました。自分も実行しようと思います具体的」


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