平穏に生きて死ぬための医療と在宅ケア
制度改定にともない、最新情報・データを掲載した待望の第3版。
「退院難民」・「介護難民」にならないために、安らかな看取りを受けるために、本人と家族がこれだけは知っておきたい在宅医療と在宅ケアと、そのお金
2016年の第2版刊行から4年。
その間、2021年度実施も含めると介護保険制度は2回、医療保険制度は1回変わった。
医療・介護費削減のなかで、「病院から在宅へ」の流れはさらに強まったが、介護保険サービスの低下とヘルパー不足は進み、在宅の暮らしを支えるのが難しくなっている。
そのなかで「最期まで在宅」を実現するには?
今回の改訂第3版では、医療・介護保険費用を新料金に変更。さらに退院支援や認知症介護、治療・療養について患者・家族・医療従事者が事前に話し合う「アドバンス・ケア・プランニング(ACP)」について大幅に加筆した。
上野千鶴子先生の講演会「おひとりさまでも最期まで在宅で」に行ってきました 福祉センターにいっぱいの人、150人はいた 八丈島でも関心が高いトピックというのもあったでしょうけど、先生のお話も分かりやすく、現実の事例も多く引かれ、理想に偏りすぎず、めちゃ勉強になりました! pic.twitter.com/o8aeYFE1IS
— たかまつやよい@島暮らしエッセイ (@takamatsuyayoi8) December 8, 2019
著者について
1949 年長野県生まれ。雑誌編集者を経てフリーランスに。
人物インタビュー、ルポルタージュを書くかたわら、アジア、アフリカ、アメリカに取材。
『ユリ─日系二世NY ハーレムに生きる』(文藝春秋)などを出版した。
その後、自らの介護体験を契機に医療・介護・福祉・高齢者問題にテーマを移し、
『おひとりさまの「法律」』『男おひとりさま術』(ともに法研)、
『おひとりさまの終活─自分らしい老後と最後の準備』(三省堂)、
『おひとりさまの終(つい)の住みか』『おひとりさまの介護はじめ55 話』『人生100 年時代の医療・介護サバイバル』(以上、築地書館)などを出版。
今回は、在宅医療と介護の現場に入り、徹底した取材で本書を執筆。豊富な事例をもとに、本人と家族のニーズでガイドした。
「おひとりさまでも最期まで在宅で」上野千鶴子先生の講演を聞いて色々なモヤモヤが晴れた? 子どもたちが最期に間に合わなかったけど自宅の畳の上で息を引き取ることができた父も,一人暮らしをしている89歳の母も幸せなんだと思うことができました。
— 淳美 (@atsumin1) December 8, 2019
「著者は実際に介護をされて記述されているようです。
ケアラーの方読む価値あります。
有料老人ホームを選択すべきか慎重に判断すべき資料になります。
著者の明るい記述にも救われます。
シリーズ本のようですが、続刊を希望いします。」「高齢者の私には具体的な内容が役に立ちました。自分も実行しようと思います具体的」
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