砂漠 伊坂幸太郎(著)  実業之日本社 (2017/10/4)

作家デビュー20周年記念 NEWカバー!

砂漠 冬バージョン登場!! (2020年5月現在)

この一冊で世界が変わる、かもしれない。

実業之日本社創業120周年記念!

小社文庫限定の書き下ろしあとがき収録。

仙台市の大学に進学した春、なにごとにもさめた青年の北村は四人の学生と知り合った。

少し軽薄な鳥井、不思議な力が使える南、とびきり美人の東堂、極端に熱くまっすぐな西嶋。

麻雀に勤(いそ)しみ合コンに励み、犯罪者だって追いかける。

一瞬で過ぎる日常は、光と痛みと、小さな奇跡で出来ていた――。

明日の自分が愛おしくなる、一生モノの物語。

「以前、文庫で読んだのを忘れて、kindle版を買ってしまい、数年振りに再読することになってしまいましたが、それでも楽しめました。著者がラモーンズやクラッシュだけでなく、ルースターズ フリークであることもわかり、それだけでも読んだ価値ありです。」

「普通の大学生たちの日々を描いた作品て、伊坂作品には珍しいな、と思って読み始めました。でも、読み進めていくと、なにしろ登場人物たちが普通だけど普通じゃなく、ストーリーも普通っぽくはじまるけど普通じゃなくなっていくところが、さすが伊坂さんの作品! 引きこまれます。そして、論理的で、鳥瞰的な主人公が徐々に変化していくのが、面白い。新しい環境に入ることに躊躇している人に、ぜひ読んでほしい作品です。」

「オレは西嶋になる!さりげない叙述トリックもよい効果でした」


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