
とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。
体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。
この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。


「うすぼんやりと思っていたことを清々しいぐらいに言語化してくれた」
「「尚成」とは、主人公が自分を指して呼ぶ一人称と思い込んでました。
まさか、男の子のお道具の事とは。ましてやそれ(お道具)に思考があり、寄生?している人間の心が読めるとは、何というセッティング。初手から混乱。内容は、現代っ子の悩みそのもので、どういう風に人と付き合っていくか、組織の中での立ち居振る舞い。そう言った、共感しやすい内容で、読みやすい。しかし、これも現代小説の書き方なのか、何らかの作者なりのメッセージがあってもよかったのでは?。
書かないのがメッセージなのか?。
昭和生まれのおじさんには、難解でした。」「すごい視点で書かれてて、声を出して笑うところもあれば、怖くなったり気味悪くなったり。
結末で救いがほしい!と思いながら読み進めるも、そう単純にはしてくれなかった。
問いを残してくれた本。暇と退屈の倫理学にもつながるかも。」
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