
「あざやかな毎日こそ、わたしたちの価値だ。/うつくしいものをうつくしいと言おう。」(「世界はうつくしいと」)――表題作ほか
「窓のある物語」
「人生の午後のある日」
「みんな、どこへいったか」
「ゆっくりと老いてゆく」
「人の一日に必要なもの」
など全二十七篇収録。
〈目に見えるどんな風景も、その風景のなかに、ここから消えていった人の、目に見えない記憶をつつみもっている〉と語る著者の珠玉のことばの数々。
ロングセラーの名著、待望の文庫化。
「夜ベッドでこの詩集を読みながら眠りにつきます。疲れた日は特に、早くこの詩集の世界に浸り心を穏やかにしたい、と感じます。言葉の数々に心が震えます。」
「東日本大震災の直後、何かに導かれるように書店の棚で偶然この詩集に出会った。
あの時、僕を支えてくれたのは、大好きな音楽でも映画でもなく、この詩集だった。
あれから何人に贈っただろう。
傷ついたこころがゆっくりと癒されていく、絶望の淵に立つ者にかすかな希望を与えてくれる、とても静かで暖かい言葉たち。
未来に希望を持ちにくくい今だからこそ、すべての人に読んで欲しい。
人間は一篇の詩によって、救われることもあるのだ。」
|
|



