何歳からでも丸まった背中が2ヵ月で伸びる! 安保雅博(著)、中山恭秀(著) すばる舎 (2019/10/18)

『寝たきり老後がイヤなら毎日とにかく歩きなさい!』の著者第2弾。

高齢者に多い曲がった背中は、実は背筋の衰えによるものだという。

適切な運動を2ヵ月も続ければ、確実に背中は伸びてくる。

100%元通りになるわけではないが、かなりの効果を期待できるという。

「鏡を見たら、なんだか背中が丸い」「年とともに姿勢が悪くなってきた」と感じたら。

すっと伸びた背中は若々しさの象徴であり、健康の元でもある。

“寝たままできる”筋トレで、みるみる背中の筋肉がよみがえる!慈恵医大リハ式メソッド大公開。

女性に多い背骨の圧迫骨折(骨粗鬆症)を防ぐ方法についても語る。

「★4つ:導入向け、40~50代から若い人まで背中の丸まりが気になったら一度手に取ってよい
良い点:文章は簡潔で素人でもスッと頭に入ってくる。実際の練習内容も簡単なものが多いので導入しやすい
注意点:デリケートな腰の運動を伴うもの、もとより腰部疾患を患っている人や高齢の方は実践するのに注意が必要であろう。医療機関でしっかり確認しておくことが大切。
その他:著者は大学病院で実績を上げてきた医師と技術者として信頼できるものと思う。何にしても運動系の本は、いかに自身が真剣に、着実に実践できるかにかかっている。実際の評価は自身で試して確認されたい。」

「読むだけなら1時間もあれば読めてしまいます。著者は二人の共著。一人は安保さんで、東京慈恵会医科大学付属病院の副院長でリハビリテーションの博士号をおもっちです。筋肉や骨の構造などについて詳しく説明されていますが、これが本書の半分です。残りの半分は中山さんで、こちらは理学療法士でもあり、慈恵会医科大学病院でリハビリテーション科の技師長さんです。読者は主に中山さんが担当されている、背筋のストレッチと筋トレ指導に従ってやってみることになります。どの運動も、易しいようですが、私のような高齢者には結構難しいです。ラジオ体操の第一体操の最初に、背伸びの運動がありますが、この要領で両腕を腕に上げて下ろした姿勢が正しい姿勢だそうです。、つねにこの姿勢を保つには背筋の筋トレが必要です。
例えば、マットにうつ伏せに寝て、両腕を体側に寄せて、上半身の力だけで頭を上げる運動があります。こんなもの簡単にできると思ったら、1センチも上半身を上げることができませんでした。その場合は腕を曲げて頭の横に持ってきた、腕の力で補助してやればよい。これで、背筋の運動になるそうです。どの運動も、易しそうでですが、実際にやってみると、高齢者や病人には結構難しいです。でも、やろうとするだけで、背筋に力が入るので運動になるそうです。これで、丸まった背中が真っすぐに伸びるなら、ありがたいことです。」

「50代で背中が曲がったと言われていたので買ってみました。背中が曲がる理由がとても分かり易かったです。
実践しやすい方法がたくさん書いてあったのでありがたい。朝ごろごろするのはとてもいいです!」


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