各メディアで続々紹介・発売3日で重版決定!
構想・執筆10年――
稀代のストーリーテラーが辿り着いた最高到達点=バレエ小説
□産経新聞(3/24)「編集者のおすすめ」
□東洋経済オンライン(3/29)著者インタビュー
□ほぼ日通信WEEKLY(3/27~全6回)著者インタビュー
□リアルサウンドブック(3/27)著者インタビュー
□「クロワッサン」(2024年4月10日号)著者インタビュー
□「小説現代」(2024年4月号)川俣めぐみさん書評
「俺は世界を戦慄せしめているか?」
自らの名に無数の季節を抱く無二の舞踊家にして振付家の萬春(よろず・はる)。
少年は八歳でバレエに出会い、十五歳で海を渡った。
同時代に巡り合う、踊る者 作る者 見る者 奏でる者――
それぞれの情熱がぶつかりあい、交錯する中で彼の肖像が浮かび上がっていく。
彼は求める。舞台の神を。憎しみと錯覚するほどに。
一人の天才をめぐる傑作長編小説。
史上初の直木賞&本屋大賞をW受賞した『蜜蜂と遠雷』や演劇主題の『チョコレートコスモス』など、
表現者を描いた作品で多くの読者の心を掴みつづける恩田陸の新たな代表作、誕生!
ページをめくるとダンサーが踊りだす「パラパラ漫画」付き(電子版には収録なし)
【目次】
Ⅰ 跳ねる
Ⅱ 芽吹く
Ⅲ 湧き出す
Ⅳ 春になる
「バレエ経験者です。
バレエマンガや小説は踊りのシーンの描写が稚拙なものが多い中本作品は本格的です。
主人公が男性なのも新鮮。
でも、「蜜蜂と遠雷」みたいにまた酷評するレビューがあるんだろうなと思います。
バレエの世界は意外と保守的です。
海外のバレエ団で主人公がコリオグラファーとして躍進していくのは読んでいて楽しかった。
現実には日本人はダンサーとして上に行くのが精一杯かも知れないです。」「とにかく本の中の萬春にすっかり夢中になった。
一気に読んでしまった。
萬春が私の目の前にいるかのように。読み物でありながら映像が流れ、音楽が響く。」
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