浅草で働く大隅一郎は、喫茶店の店主・小川からアルバイトの咲子の相談に乗ってくれと持ちかけられる。
「父親の借金返済のために愛人にしてほしい」と咲子に言われて心を躍らせる。
赤松利市先生の「隅田川心中」(双葉社)を読了
老いた男が若い女に入れあげるって、女性作家が描くと嘲笑や険のある表現が伴う場合が多い
でも赤松先生の文章は、神視点で「愚かだ」と見つめつつ、男に寄り添う優しさに満ちている。
昭和の雰囲気もありながら、紛う方なき「現代」を描く作品です pic.twitter.com/J7bfzuQ9jV— 茜灯里@日ミス新人賞「馬疫 BA EKI」(光文社)2/25発売 (@AkaneAkari_tw) February 19, 2021
同衾を果たした末に、「あなたの子供を産みたいの」と懇願されてしまう――
もう一度だけ恋がしたくなる、大人の暴走特急恋愛小説!
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