旅する黒澤明 国立映画アーカイブ  (監修) 国書刊行会 (2020/1/24) 2,860円

朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、中日・東京新聞、週刊新潮他、各紙誌にて多数紹介。

世界30か国で制作された貴重な黒澤映画公開時の海外版ポスターをオールカラーで集大成。

1951年、ヴェネチア国際映画祭で『羅生門』が金獅子賞を受賞して以来、日本映画の高い芸術性を示すシンボルとして世界の映画界を席巻してきた《クロサワ》。

監督デビュー作『姿三四郎』から、遺作となった『まあだだよ』まで、欧米諸国からアジア各国など世界30か国のデザイナーや画家たちが独自の解釈で制作した、貴重な黒澤映画公開時の海外版ポスター82点をオールカラーで集大成。

各国のデザイナーや画家たちによる、作品に沿った筆致や大胆で前衛的なポスターデザインとともに、《世界言語》としての黒澤映画を大観できる映画ファン垂涎の1冊。

■収録ポスター制作国 30か国(*国名は制作当時)
〈ヨーロッパ〉20か国
イギリス、フランス、西ドイツ、東ドイツ、スペイン、イタリア、オランダ、ベルギー、スイス、オーストリア、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ポーランド、チェコスロヴァキア、ルーマニア、ハンガリー、ユーゴスラヴィア、ギリシャ、ソヴィエト
〈南北アメリカ〉5か国
アメリカ、メキシコ、キューバ、ブラジル、アルゼンチン
〈アジア・中近東〉4か国
韓国、タイ、イラン、トルコ
〈オセアニア〉1か国
オーストラリア

■本書は、平成30年(2018)4月17日~9月23日にわたって開催された展覧会「国立映画アーカイブ開館記念 没後20年 旅する黒澤明 槙田寿文ポスター・コレクションより」の会期終了後、その意義の高さに鑑みて制作した図録です。

「ウキウキするし惚れ惚れする。
一枚一枚が芸術性に溢れている。
クライテリオンのデザイン集も何年か前に購入したが、それと同じ感動を味わえる。
紙質も指紋などを心配しなくても良い、好きな手触り。
値段もお手頃。
今晩またBDを引っ張り出しそうだ。」


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