どんな仕事をするのか、勉強をするのか、そして作業をするのか、それによって音楽を聴くべきかどうかが変わってくるでしょう。
勉強をする場合は基本的に音楽は聴かない方が良いとされています。
勉強をする目的は何か新しいことを吸収したり覚えたりすることなので、音楽を聴きながら行うと、音楽に意識が向いてしまい、記憶力や集中力を阻害する原因になってしまうのです。
反対に、単純作業の場合では、頭を使わずに手や体を動かすことの繰り返しになるので、リフレッシュや気分転換、リラックスの点からも、音楽を聴きながら作業すると効果が上がります。
もちろん、自分の好きな音楽を聴いて、作業そっちのけで夢中になってしまっては元も子もありません。
仕事の場合、仕事と一口と言ってもさまざまな種類があります。
それによって音楽を聴くべきかどうかが変わってきます。
あまり頭を使わず、手や体を使うことが中心の肉体労働なら音楽を聴きながら行うことで、作業効率が上がるでしょう。
しかし、文章を書いたりする頭脳労働など、頭を使う仕事の場合、勉強と同様に音楽によって集中力が阻害されてしまって、効率が落ちてしまう可能性があります。
おすすめは、歌詞の入っていない音楽やBGMです。
クラシック音楽なら、歌詞が入っていないので、「言葉」が聞こえてくることによる集中力の阻害がなくなり、
頭を使う仕事や勉強をしている場合でも安心して聴くことができます。