コード・ブレーカー ウォルター・アイザックソン (著), 西村美佐子 (翻訳), 野中香方子 (翻訳) 文藝春秋 (2022/11/8) 上下各2,475円

世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』評伝作家による最新作!

「未だ知らざる多くのことを私は本書から学んだ」――ビル・ゲイツ絶賛!

「生命科学の最前線を知る絶好の書」――ノーベル賞生物学者・大隅良典氏推薦!

米Amazonで1万レビュー超え、平均4.7★ 。全米ベストセラー遂に上陸!

遺伝コードを支配し、コロナも征服。ゲノム編集技術クリスパー・キャス9を開発しノーベル賞受賞し、人類史を塗り替えた女性科学者ジェニファー・ダウドナが主人公。

今世紀最大のイノベーション、「生命科学の革命」の全貌を描き尽くした超弩級のノンフィクション。

ゲノム編集技術を手にした人類は、自らの種を改変するのか。

人類の未来を左右するゲノム編集技術クリスパーは、いかにして誕生したか。ノーベル賞科学者ジェニファー・ダウドナの「自然に対する純粋な好奇心」が、その原動力となった。

mRNAワクチンを開発、新型コロナウイルスに勝利した人類。

医療はじめ巨大産業創出への期待が高まる。だがプーチンは予言していた。

「恐れを知らぬ兵士がつくれる」。そしてゲノム編集された赤ちゃんが誕生する。

【上巻目次】
第1章 ハワイ育ちの孤独な女の子
第2章 遺伝子の発見
第3章 生命の秘密、その基本暗号がDNA
第4章 生物学者になるための教育
第5章 ヒトゲノム計画とは何だったのか
第6章 フロンティアとしてのRNA
第7章 ねじれと折りたたみ
第8章 バークレー─自由でパワフルな環境へ
第9章 反復クラスター
第10章 フリースピーチ・ムーブメント・カフェ
第11章 才能あふれる同志が集う
第12章 ヨーグルトメーカー
第13章 巨大バイオベンチャー─ジェネンテック
第14章 研究室を育てる
第15章 カリブーを起業
第16章 エマニュエル・シャルパンティエ
第17章 クリスパー・キャス9
第18章 二〇一二年、世紀の発表
第19章 プレゼンテーション対決
第20章 ヒューマン・ツール
第21章 競争が発明を加速させる
第22章 中国出身の科学者、フェン・チャン
第23章 常軌を逸した科学者、ジョージ・チャーチ
第24章 チャン、クリスパーに取り組む
第25章 ダウドナ、参戦
第26章 チャンとチャーチのきわどい勝負
第27章 ダウドナのラストスパート
第28章 会社設立
第29章 シャルパンティエとの関係
第30章 クリスパー開発、英雄は誰か?
第31章 特許をめぐる戦い

【下巻目次】
第32章 治療を試みる
第33章 バイオハッキング
第34章 生物兵器│米国防総省も参戦
第35章 人間を設計するという考え
第36章 ダウドナ参入
第37章 賀フー・ジェンクイ建奎─赤ちゃんを編集する
第38章 香港サミット
第39章 容認
第40章 レッドライン─越えてはならない一線
第41章 思考実験
第42章 誰が決めるべきか?
第43章 ダウドナの倫理の旅
第44章 生物学が新たなテクノロジーに
第45章 ゲノム編集を学ぶ
第46章 ワトソン、ふたたび
第47章 ダウドナ、ワトソンを訪問する
第48章 召集令状
第49章 検査をめぐる混乱
第50章 バークレー研究所
第51章 マンモスとシャーロック
第52章 コロナウイルス検査
第53章 RNAワクチン
第54章 クリスパー治療
第55章 コールド・スプリング・ハーバー・バーチャル
第56章 ノーベル賞に輝く

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