世界で3兆円に迫る売上高を誇る巨大企業、サントリーは、同時に日本最大の非上場企業、ファミリー企業でもある。
2014年、米ビーム社を買収し、文字通りグローバル企業となったサントリーにとって、経営の世襲はプラスか、マイナスか。
2001年からグループを率いる総帥、佐治信忠はマスコミにほとんど登場しないことから、日本一ミステリアスな経営者と呼ばれてきた。
その佐治が、今回初めて、その信念とプライベートのすべてを語った。
【5階】『世襲と経営』(文藝春秋)
日本最大の非上場企業でファミリー企業でもある
「サントリー」。大企業のトップでありながら
メディアにほとんど登場しないで有名な‘佐治信忠‘氏
その佐治氏語る貴重な書籍が発売されました。
経営者及び社会人必読の1冊です(く)#文藝春秋 pic.twitter.com/nYETTnjGdk— 有隣堂藤沢店 (@yurindo_fujisaw) November 11, 2022
佐治の言葉は明快だ。
・社長は運の強い人間であることが必要。
・大きな夢を掲げないと、社員だってついてこない。
・自分だけが得をすればよいという考えの人がオーナーや社長であったら困る。
・(トップは)苦しいな、しんどいなと思った時も明るく努めないといけない。
現社長の新浪剛史、次期社長最有力候補の鳥井信宏、2人のロングインタビューも所収。
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