ウイグル人という罪 福島香織(著)、漫画 清水ともみ(著) 扶桑社(2021/9/18) 1,320円

中国による民族浄化の真実。

中国・新疆ウイグル自治区──

そこでは今、何が起きているのか。

タクラマカン砂漠、さまよえる湖ロプノール、天山山脈……。

ロバ車が行き交うポプラ並木、羊の串焼きの匂い──

かつて旅人たちを魅了したウイグルの美しい風景、陽気な人々が今、その地から消されようとしている。

1000万人以上の市民が、街のいたるところに設置された監視カメラで常に見張られている。

突然やってきた警官に連行され収監。

さまざまな拷問を受け、二度と帰らない罪なき人々。

強制労働、不妊手術、臓器を取られる子どもたち……

同時代に起きていることとは信じがたい、中国による非道な行ないを黙殺していいのか。

ウイグルの人たちの証言を漫画でTwitter上に発表し、その作品が各国で翻訳・拡散されている清水ともみ氏の漫画、産経新聞北京支局時代から現地取材を続けるジャーナリスト・福島香織氏のレポートで、ウイグルの人たちが置かれている現状を伝える。

「ウイグルの過去から今に至るまでを簡潔に記しています。より深く「ウイグル」を理解する一助となるでしょう・・・・」

「メディアの中国共産党への配慮で日本人がなかなか知ることのできない重要な告発が、読みやすいスタイルで記述された名著だと思います。この問題に目を閉ざす事は、中国と言う隣国を持つ日本にとっても危険な事です。是非多くの日本人に読んでもらい、この問題を知ってほしいと思います。」

「日本人である著者(福島香織氏)が実際に現地で見たこと、在日ウイグル人が受けた脅迫、子供の実態、医師の告白、拷問、ウイグルの歴史、国際社会の動き等が、沢山の漫画と共に書かれ読みやすい。弾圧の証拠がないと言う人もいるが、半信半疑の方も含めぜひ読んでみてほしい。」


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