
わずか数分の街角リポートを懸命にこなす女性タレントと駆け出し放送作家の、中継を通じての淡い交流(「4分50秒の恋人」)。
現在は裏方に徹しているかつての名局アナと今をときめく人気お笑いコンビのパーソナリティー対決(「空気に飛ばして」)。
海岸通りにほど近い喫茶店の女主人が語る、店と番組との不思議な因縁(「黄昏ラジオ」)。
――ラジオ局を舞台に繰り広げられるさまざまな人間模様を、甘く切なくコミカルに描く、しゃれっ気いっぱいの8篇+1!
藤井 青銅
「第一回星新一ショートショートコンテスト」に入選。以降、作家兼脚本家・放送作家になり、「夜のドラマハウス」「オールナイトニッポン・スペシャル」「NHKFM青春アドベンチャー」「FMシアター」など、書いたラジオドラマは数百本。
腹話術師いっこく堂の脚本・演出を担当して衝撃的なデビューもプロデュース。
お土産のご当地パイを「ゆるパイ」と名付けて『ゆるパイ図鑑』という本を作り、なぜか財団法人・日本パイ文化財団の理事になる。
『東洋一の本』を書いて、日本の国語辞書にはじめて「東洋一」の項目を載せた。『「日本の伝統」の正体』『「日本の伝統」という幻想』という本はあやしげな日本の伝統を扱い、話題に。『トークの教室』(河出新書)は版を重ね、ロングセラーになっている。
最新刊は、連作短編集『黄昏ラジオ』(ハルキ文庫)。
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